概要
まだ鳴らせない。けれど、その音だけは嘘じゃなかった。
1995年、秋。
小六の修学旅行前、トキは少し怖い場所にあるCDショップで、五百円の黄色い紙ジャケットを手にする。
それは、Sex PistolsのCDだった。
意味も、時代も、音楽の正しさも分からない。
ただ、その音だけは嘘じゃないと思った。
中学に入り、周りとの距離、言葉にならない恋、受験、英語、文化祭、そしてベースの低い音が、少しずつトキの中に沈んでいく。
ギターは弾ける。
耳もいい。
でも、本当に欲しい音にはまだ届かない。
分かるようになったからこそ、鳴らせないことまで分かってしまう。
これは、別作品『悪くなかった:https://kakuyomu.jp/works/2912051598793639893』へと続く前日譚。
のちにベーシストとしてSixxと出会うトキが
小六の修学旅行前、トキは少し怖い場所にあるCDショップで、五百円の黄色い紙ジャケットを手にする。
それは、Sex PistolsのCDだった。
意味も、時代も、音楽の正しさも分からない。
ただ、その音だけは嘘じゃないと思った。
中学に入り、周りとの距離、言葉にならない恋、受験、英語、文化祭、そしてベースの低い音が、少しずつトキの中に沈んでいく。
ギターは弾ける。
耳もいい。
でも、本当に欲しい音にはまだ届かない。
分かるようになったからこそ、鳴らせないことまで分かってしまう。
これは、別作品『悪くなかった:https://kakuyomu.jp/works/2912051598793639893』へと続く前日譚。
のちにベーシストとしてSixxと出会うトキが
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