昭和の空気をまとった学園ミステリー。高校生たちの日常や進路への悩み、友人同士の距離感が丁寧に描かれる一方で、その日常のすぐそばには不穏な影が潜んでいます。懐かしい音楽や喫茶店、当時ならではの風景が物語に自然に溶け込み、昭和という時代そのものを感じながら読めるのも魅力です。前作から続く人物たちの関係にも変化があり、再び彼らに会えるのも続編ならではの楽しみです。穏やかな日常と事件の気配が少しずつ重なっていく展開に、この先が気になる作品です。
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