三兄弟それぞれの思想を「白狼・黒狼・天狼」という象徴で描き分け、王国崩壊という大事件の中で物語を一気に立ち上げる導入が印象的です。特に感情を抑えた天狼の存在感が際立ち、兄弟の関係性や過去への興味を強く引き出しています。世界の均衡という大きなテーマが今後どのように描かれるのか、続きが気になる作品です。
滅びる王国と離れ離れだった三兄弟の再会という組み合わせが良かったです。国が燃え落ちる中でも、三人の間には憎しみだけでは片付けられない何かが残っているように見えて、天狼の言葉や行動に複雑な感情を感じました。兄弟がこれからどんな選択をするのか見守りたくなる内容でした。
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