概要
断罪騎士に啖呵を切った夜の騎士がいるらしい—ただし膝は震えていたそうだ
聖騎士学院の選定の儀で、カイ・ノルトを選んだのは四十年ぶりに目覚めた夜神の石柱だった。
闇の元素しか持たない落ちこぼれ。昼は凡人以下。けれど夜が来れば、気配を消し、影に溶け、闇そのものと化す。
卒業後、騎士の試練として旅に出たカイは知る——この世界には、光の秩序から弾かれた者たちがいることを。
宿を断られる獣人。形見の護符を没収される老婆。助けたいと思った。だが断言はできなかった。
自分にそれだけの力があるのか分からなかったから。
膝は震えていた。声も震えていた。それでも、断罪騎士の前に立って言った。「権限の話はしていません。俺はあの人を守りたいと言っています」
影に棲む無口な精霊シズ。旧神の知識を追って猪突猛進するエルフの学者フィーネ。
そして、圧倒的な力で恩を売ってくる女魔人リーゼ
闇の元素しか持たない落ちこぼれ。昼は凡人以下。けれど夜が来れば、気配を消し、影に溶け、闇そのものと化す。
卒業後、騎士の試練として旅に出たカイは知る——この世界には、光の秩序から弾かれた者たちがいることを。
宿を断られる獣人。形見の護符を没収される老婆。助けたいと思った。だが断言はできなかった。
自分にそれだけの力があるのか分からなかったから。
膝は震えていた。声も震えていた。それでも、断罪騎士の前に立って言った。「権限の話はしていません。俺はあの人を守りたいと言っています」
影に棲む無口な精霊シズ。旧神の知識を追って猪突猛進するエルフの学者フィーネ。
そして、圧倒的な力で恩を売ってくる女魔人リーゼ