失恋した後の生活の荒れ方とか、感情がうまく戻ってこない時間の描き方がとても印象に残りました。特に髪を切る場面と「野生の馬」の写真集のモチーフが良い。過去を手放したいのにまだ手放せない。その痛みが派手な台詞ではなく生活の中ににじんでいて、心に静かに残る作品でした。この作品とは偶然の出会いでしたけど、読めてよかったです。
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