概要
創作に向き合うほどに苦しくなることの正体
刺さるかもしれません。
刺さらないかもしれません。
得心されるか反発されるか、予想できません。
でも置かずにはいられない言の葉です。
刺さらないかもしれません。
得心されるか反発されるか、予想できません。
でも置かずにはいられない言の葉です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!非常に考えさせられるエッセイでした。
「オリジナルは存在しない」という指摘には、かなり同意します。革新と呼ばれるものも、完全な無から生まれるわけではなく、既存の文化や価値観があるからこそ、それへの反発や更新として成立するのだと思います。カウンターカルチャーでさえ、対抗すべき文化が存在して初めて輪郭を持つものです。
文明社会の中で育った以上、私たちはどうしても文明の恩恵から逃れられません。こと文筆においては、言葉を扱う時点で国語力や読解力といった学習の蓄積が前提になります。幼いころの未分化な表現は別として、創作が洗練されるほど、そこには必ず先人たちの築いた足場が存在するのだと思います。
このエッセイで語られている「オリジナルは…続きを読む - ★★★ Excellent!!!言葉を操る全ての人へ。ああ、つまり、話せる人全て……ということだけど。
多様な言語には、それぞれ力がある。
そしてそれを操る際は、個々人に責任があるのだ。
この作品は、それをしっかりと考えさせてくれる、短めの教科書だ。
言葉は、模倣と変容を繰り返し、現代に至り、未来へと紡がれる。
先人から吸収し、咀嚼し、自己スキルに変容していくのだ。
そして、その変容した自己スキルで、うっかり他人を傷付けることもあるのだ。
世の中に蔓延する言の葉は、葉先が鋭い。
使い方の程度によっては、事件だ。
卓越した者こそ、気を付けるべきだと、改めて思わされた。
さて。
物書きさんも、読み専さんも、一緒に考えてみよう。
自分たちの現在と、未来を。