記憶を失った少女が「お姉様」という絶対的な存在に導かれ、そのアイデンティティを塗り替えられていく過程が、静謐ながらもどこか背徳的な美しさを湛えていますね。自分の中に「少年のような目」や「僕」という一人称の残滓を感じながらも、抗いがたい全能感を持つお姉様に心酔していく舞衣の心理描写が、非常にスリリングです
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