概要
好きなのに、食べたいものだけが言えなかった。
マッチングアプリで出会った利哉と昭光は、会話も心地よく、身体の距離も自然に近づいていく。
けれど利哉には、どうしても引っかかることがあった。食事のたびに選ばれるのは、無難で、外さない店ばかり。自分が本当に好きな、にんにくの強い料理や、汗をかくほど辛いものの話だけが、なぜか言い出せない。
好きな相手ほど、嫌われる前に自分を削ってしまう。そんな二人が、少しずつ“本当の味”を出せるようになるまでを描く、大人の静かな恋愛小説。
けれど利哉には、どうしても引っかかることがあった。食事のたびに選ばれるのは、無難で、外さない店ばかり。自分が本当に好きな、にんにくの強い料理や、汗をかくほど辛いものの話だけが、なぜか言い出せない。
好きな相手ほど、嫌われる前に自分を削ってしまう。そんな二人が、少しずつ“本当の味”を出せるようになるまでを描く、大人の静かな恋愛小説。