拾参話 仲間が増えると制御が効かない
「思ったより中の人達弱かったね」
「田中が言っても説得力皆無だからやめろ」
「そういえば!先輩の資料ってないんですよね。なんでそんな強いのに情報ないんですか?」
考えたことがあるがその答えは思ったより単純だ。
「知っているやつを全員殺した。かな?」
「大正解!!
やっぱこの人は一生敵に回したくないな。とみんなして思ったのだった。
「だけどスナイパーは見つからなかったね」
その場の空気が変わった気がした。
俺たちにとって殺し忘れは正体、みんなで暮らしている拠点がバレる可能性が上がる。
「これからの方針を考えよう」
もちろん拠点でずっと居ればリスクはどんどん上がる。これからこのメンバーでどのように日本軍、外国軍に対抗するかが大切になるのだ。
「いい案が」
ピーピーピーピー。
「渋谷部が崩れた?何者かが侵入して人を殺しまくってそのまま大砲に細工して逃げただと?」
「結局その大砲を使って全滅。何をしているんだ?!!」
少し乱暴に電話を切ってため息を吐く。
渋谷部は東京の中でかなり大切な部だった。それがなくなるとなると面倒くさくなるぞ。さてどうしたものか。
「反日の奴らでしょう。どうです?手伝ってあげてもいいですよ?」
「やめておけ。ここで私は殺さない方が都合がいいだろう。何よりお前じゃ私は殺せないが」
不気味な表情からでる無機質な笑顔。本当に気味が悪い。
「彼らは何を目的に行動しているのか」
「…それは生きるためが一番の琉なのです」
「だからこの作戦はどうでしょうか?電話番号はもう持っています、いつでも実行できますよ」
「やろう。今すぐに」
ピーピー。
「いかにもあいつらがやってそうだな、出ないでおくか?」
「出ておく。私が出るから任せて」
それから少しの時間話したらしいが、表情がかなり悪くなっている。
「結月と凛を新たな国民に推薦するそうだ」
「…このままだと問答無用で大日本帝国の国民だ。それでいいならそう言ってほしいがな」
「どうなんだ?凛」
転生したら大日本帝国がまだ続いてた フカヒレ @HUKAHILE
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