このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(96文字)
もうすぐ世界が終わるとき、ひと組の男女がカウントダウンを始めます。減っていく数字と、ふたりの会話。世界の終わりをこんな感じで過ごせたらいい。恨むことなく、悔やむことなく、笑ってバイバイできたら最高。悲しくないのに涙が滲んでくるお話です。
前向きな人が好きだ。明るくて、その人がいると、周りも自然に笑顔になっちゃうような😊陰キャ、ネクラ、サイコパス。そんなのも吹っ飛ばすような明るさ✨一緒にいたら、何でも楽しく感じる。そう。世界の終わりでさえも。
終末に向かって突き進む世界。もう止めようがない。その中でのんびり、穏やかに会話する男女。その男女の確かな繋がりをしっかりと描ききった物語です。短いけど、素晴らしい。
彼女が始めたカウントダウン。それは、世界の終末までを数えるものだった。滅びゆく世界の中で「僕」と彼女は……。この世に存在するものは、何だっていつかは終わる。当然、世界だっていつかは終わりを迎えるのだろう。その時が来たら、どんなふうに迎えるのが一番いいか。それは、やっぱり……彼らと同じ、なのかもしれない。千文字ちょうどで、強く印象に残る物語を、ぜひお楽しみください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(143文字)
世界がもうすぐ終わる。 そんなときにある男と女がのんきに会話をしている。 女がカウントダウンを始める。 0になったとき、どうやら終末が訪れるらしい。 だんだんと数字が減っていく緊張感のなかで、二人は不自然なほどに明るく話し合っている。 でも、もし現実でも同じことが起きたら、案外そんなもんかもしれない。 世界が終わり、二人がこうして一緒にいる時間もこれで最後になる。 たが、だからこそ、その関係が尊く感じられる。 短いのに男女の愛をしっかりと描いている作品でした。
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