有名なインフルエンサーが、突如消えた。そこから物語が始まった。始まったのは物語だけでなく、悪意のゲームもまた始まった。
突然現れたSNS上の運営を名乗るもの。その運営は個人かも団体が運営しているのかも分からないままだった。運営は主人公を含む何人かをゲーム上に持ち上げ、悪趣味なゲームに強制的に参加させる。ある者は性を武器にした若い女性。ある者は底なしの優しさを持った聖母的存在。またある者は、金に物を言わせる男。それぞれがゲーム内のポイントを稼ぎ、最下位の者から脱落していく。
匿名性という仮面を被った有象無象のオーディエンスは、ゲーム内の駆け引きを加速させる。このゲームは人間のむき出しの何かを晒すまで終わらない。
しかし、そのゲームの最中に、ある者が運営を乗っ取り、運営もそれを了承する。このことで、SNS内だけだったゲームが現実にあふれ出す。主人公たちは策略によって窮地に陥るが、反撃のろしを上げる。
究極の心理戦でありながら、SNSの特性を生かしたデスゲーム。
果たして、最後に勝ち残るのは誰だ?
そしてこのゲームがもたらす結末は?
思いもよらぬ展開や、匿名性を生かした罠、そしてデスゲームが好きな方にお勧めの一作でした。人間の悪意や醜さを、これでもかと見せつけられた気がします。価値観がひっくり返る瞬間がたまりませんでした。
是非、ご一読下さい。
インフルエンサーの頂点を極めた「K」
その彼が捕まった。
始まったのは、次なる「K」を作り上げるためのサバイバル!
選ばれた7人の元に招待状が届き、その戦いの幕は上がった!
現代のネット社会、主にSNSに対する風刺が強調さらているダークな現代サバイバル小説でありながら、展開やテンポ、文章はとても読みやすく、個性の強いキャラクターたちによる心情風景や、情報戦が見どころです。
7人の登場人物たちが、こんな人がいそうと思える絶妙な塩梅の設定がされており、リアリティが高いのもこの作品の魅力を引き立てているのだと思います!
現代チックなダーク作品を読みたいと思った人におすすめです!
ぜひ、読みに来てください!
あるトップインフルエンサーが収賄や性加害で書類送検されてしまい失踪するという不穏な物語の幕開けとなります。謎の組織は七人のインフルエンサーと失踪したトップインフルエンサーの脚本家の男性を選抜して、インプレッション数を競わせるデスゲームを始めます。一週間連続最下位となった時点で「最も守りたい秘密」を暴露され、人生ごと破壊されるという恐ろしいペナルティが待ち受けます。失踪インフルエンサー裏方男性の「被害者ムーブ」と失敗、「さくら」「リリス」という女性たちの戦い、目が離せません。「承認欲求」「正義」「清楚」「弱者」「エロ」などが交錯し、インプレッションに還元されるという、まさに現代社会を写し取った現代風刺です。さあ、いったいどうなってしまうのでしょう。つづきはみなさんでぜひ
この作品の主人公は「御子柴賢一」=「元・人気インフルエンサーKのマネージャー」です。
彼は、六人のインフルエンサー「バッカス」「リリス」「さくら」「RIN-K」「正道執行チャンネル」「のどか」とインプレッション・バトルを繰り広げます。
総インプレッション数が参加者中ワーストを一週間継続した場合、秘密にしたい個人情報が明らかにされて社会的に抹殺されます。
こう書くとインフルエンサー同士のバトルみたいに思えます。
実際、そこも面白い人間ドラマではあるのですが、全体的に執拗に描かれているのは『大衆心理』です。
本筋は『大衆批判』あるいは『現代批判』なのではないかと思います。いささか露悪的、あるいはコミカルに書かれている風でもありますが、まぁ難しいことを考えないで一緒に楽しむのが吉だと思います。
読んでいて実に愉快でした。お勧めします。
トップインフルエンサーの失脚から始まる、次の王を目指す者たちの争いを描いた現代ドラマ作品です。
スキャンダルとは無縁と思われたインフルエンサーの書類送検。
それはトップの下で燻っていた銀メダリストたちに、次なる王を決める王位継承戦への起爆剤となりました。
七人の銀メダリストに送られてきたのは、インプレッションの数で勝者を決める注目勝負。
敗者に与えられるのは秘密の暴露。そして勝者に与えられるのは、可能な限りの願いの実現。
様々な銀メダリストたちが己の色を武器に戦い、敗者は容赦なく蹴落とされる世界。
果たして次なる王冠は、誰の頭上で輝くのか。
ぜひ読んでみてください。