第一章を読みました。
最初にまず、これを言わせてください。
ナナ、めっちゃ好きです!
描写で想像するその容姿はもちろん、その明るさ、性格、想い、そして物語内での役割、どこを取っても可愛らしく、もう推しキャラと言っても過言ではありません。
でもそれは、主人公に感情移入し、わたし自身が主人公に想いと同調したからだとも想いました。特に第一章クライマックスでのナナ、これはおそらくヒロインの感情、そのものとわたしが、一体となっていたから感じられた魅力でしょう。
それほどまでにこの作品は、キャラクターの解像度が高いです。
物語もテンプレ部分は上手く利用しつつ、そこから少し外しつつ物語が進み、予想していた展開と、それを裏切る場面が混在して、飽きずに、気負わずに読むことができます。
また第一章段階で、大団円を向かえているものの、きちんとそれ以降の伏線が残されており、この先、その人物が、そのモンスターが、そしてヒロインのトラウマが、師匠が、どのような役割を果たしていくのか、期待させてくれる展開になっています。
つまり、構成力が神がかっており、ゆえに読む手が止まらなかったし、こうして推しキャラもできたのだと思います。
今後、ヒロインはどんな冒険を繰り広げるのか。トラウマは解消されるのか。
末永く、引き続き見守っていきたい作品だと感じました。
序盤まで読み進めたうえでのレビューになります。
この物語は、魔物が存在する世界が舞台になります。
主人公オリビアは、かつて魔物を見逃したことで小さな村を滅ぼしかけてしまった過去を背負っています。
その魔物は鹿によく似た子連れの草食魔物で、当時は遠くへ追い払えばいいと判断し、見逃してしまいました。
しかし、その選択は肉食の魔物を呼び寄せる結果となり、村は襲われてしまいます。
その出来事を単純に「過去の過ち」や「罪」と断じてしまうには、あまりにも酷で、読んでいて考えさせられました。
それでもオリビアは責任と罪の意識を抱えたまま、師匠に導かれて旅立ちます。
その過程で描かれる、厳しさの中に温かさを感じさせる師弟関係が印象的でした。
旅の先で出会う、心に闇を抱えた個性的な仲間たちとの関わりを通して、今後、物語がどのように展開していくのか気になりました。
「優しさ」と「強さ」をテーマに、理想と現実の間で葛藤しながら、オリビアが自分なりの答えを探し続ける旅を見届けたいと思える作品です。
まずひとつ。
この物語と主人公、めっちゃ好きです。
出会わせてくれて本当にありがとう。
戦士オリビアには、躊躇して逃してしまった魔物が原因で近隣の村が壊滅したという、過去の罪があります。
はい、まず要素が好きです。
傷と罪、後悔が根っこにある主人公は大好きです。とても応援したくなります。
自分を責めているんですよ。
でも心のどこかで誰かに許されたいと思っている。
でも彼女もわかっているでしょう。
誰かに許されただけでは救われない。
他でもない彼女自身が、彼女を許せるその日まで。
だから贖罪として「誰も死なせないため」に旅立つ。
ッスゥー……「好きぃぃぃぃ!!」(クソデカボイス)
仲間のキャラもあったけぇんですよこれが。
このレビューを書いてる当時、まともに登場しているのは踊り子のナナだけですが、彼女の存在は確かにオリビアの救いになっている!
この子の登場で空気が一気に明るくなるんです。
しかもタイミングもちょうど、話重いなぁと若干の胃痛を感じてきた辺りでの登場。
天才か。
戦闘描写もとてもいいです、臨場感があって、スピーディーで、それでもしっかりハラハラできて。
苦戦もする。でもしっかり勝つし、強い。
この強さがあっても、彼女は自分を責めている。
そう思うと、世界そのものが残酷なのでは?
と、魔王に対して中指突き立ててやりたくなりますね。
っと……あまり感情任せに語ると気持ち悪いですね、すみません。
物語は始まったばかりですが、既にこの旅の行く末を見守りたい想いで胸がいっぱいです。
心の傷を抱えた主人公。
非情な現実が殴ってくるダークファンタジー。
そしてあったけぇ仲間たちとの冒険。
それらが好きな方はどうぞ、ご一読ください。
誰かを守りたいという気持ちと、過去への後悔。その間で揺れながら歩くオリビアの姿が、とても静かに、確かに胸に残りました。
この物語は、強さそのものを描くというよりも、「強さとは何か」「優しさとは何か」を問いかけてくるように感じます。
剣を振るう場面にも緊張感はありますが、それ以上に印象的なのは、言葉や選択に滲む迷いです。
師との関係や、新たな出会いを通して、オリビアの世界が少しずつ広がっていく過程は、読んでいて自然と先を追いたくなります。誰かを否定するためではなく、自分自身と向き合うために進んでいく姿が、とてもまっすぐでした。
彼女がどんな答えを見つけていくのか、そっと見守りたくなる作品です。