おまけ 初めてのモンブラン作り🌰🍰✨
//SE 厨房の環境音(暖炉の火、鍋がコトコト煮える音)
//SE 泡立て器で卵白を混ぜる音(金属のボウル)
「……よし。ようやく泡立った! えーっと、ここから形を整えて焼くのだな!」/右側、やる気に満ち溢れている感じで。
//SE トレーにうつす音(金属)
//SE 石窯の音(パチパチ音、近づくので徐々に大きくなる)、トレーを石窯に置く音
「……ふう。なかなかに骨が折れるな」//汗を拭うように。
「なに? 料理長に任せればいいだと? それはあり得ない!」
「いや、昨日言ったであろう? 私の作ったもので美味しいと言わせたいと……」/後半にかけて声を小さく。
「では、なんで自分がエプロンを付けているかだと? そ、それは……」
(本音を口にするのを躊躇う間)
「あ、あれだ! こういう……その物語で書かれているようなこともやってみたかったんだ!」//恥ずかしさが爆発しちゃう感じで。
「う、うるさいぞ! キミも早く手を動かせ」//顔を真っ赤にしながら命令。
(少し間を開けて)
//SE 潰した焼き栗を泡だて器で混ぜる音(バターと混ぜる)
「む……なんだこの見た目は……まるで泥だな……」//驚きを隠せない感じで。
「空気を入れる? どういう意味だ……?」
//SE 潰した焼き栗を泡だて器で混ぜる音(主人公がバターと混ぜる)
「なるほど、口当たりがよくなるのか……知らなかった……」//感心するように。
「わ、笑うな! 本気でやっているのだぞ!」正面、近距離で睨むように。
(しばらく間を開けて)
//SE 絞り袋を押す音
「ぐっ……出ない……。こ、この袋が悪いのではないか?」//右側、慌てふためく感じで。
(必死に押すが、クリームが急に飛び出して手にかかる)
「わぁっ!? ……だ、だから笑うなと言っているだろう!」
「いいか、一緒に作業したということは、キミも責任が生じるということだ……」//口を尖らせて。
「ぼ、暴論ではない! 同じ隊に所属しているからな! 当然のことだ……」
(主人公がじーっと見つめる)
「……その片付けるのを……手伝ってほしい」//申し訳なさそうに小声で。
(少し間を開けて)
//SE 皿をテーブルに置く音
「で、できた……これがモンブランか!」
(形は不格好で、妙に盛りすぎている)
「な、なんだその顔は! 大きさも見た目は関係ない! 肝心なのは味だ!」
//SE スプーンを渡す音
「さぁ、食べてみろ!」
(少し間を開けて、主人公が口に運ぶのを凝視)
「……ど、どうだ?」
(ゴクンと喉をならす)
(少し間を置いてから、安堵の息)
「……本当に? 美味しいか?」//目を見開くように。
「ふふっ……そうか。ならば、努力は無駄ではなかったな」//頬を緩ませ笑みを噛みしめる。
「……よし、次はもっと上手く作るからな。今度は見た目も完璧なものをな!」
「ああ、私もいただくとしよう!」
//SE スプーンを手に取る音
//SE モンブランを掬って、口に運ぶ音
(シャルロッテがモンブランを味わう)
「しかし……ずいぶんと甘いな。これは栗のせいか……それとも、キミと一緒だからか……」//右側、咀嚼音混じり真面目な感じで。
(小さな吐息、そっと微笑んで)
//SE 布が擦れる音(シャルロッテが主人公に近づく)
(息遣いが右側から、右側、近距離に)
//SE リップ音
(息遣いが右側、近距離から、右側並んで立つ距離に)
//SE 厨房の環境音(鍋がコトコト煮える音)
「……私を選んでくれてありがとう」//華が咲くように、微笑む。
//SE 暖炉の薪が爆ぜる音(徐々にボリューム落としてフェードアウト)
添い遂げると誓った堅物騎士との日々 〜キミが私を選んでくれたから〜 ほしのしずく @hosinosizuku0723
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます