概要
ただ、見つめるだけでよかった。
武士である波方真之介は、道場の師範代である都築左近に憧れていた。最初は憧れだったのに、気づけば左近に恋をしていた。ところが、ある日、左近が婚約をすると聞いてショックを受ける真之介。その気持ちを落ち着かせようと川に行くとちょうど花見の頃だった。桜餅を食べながら感傷に浸る場面を描きました。禁断の武士の恋物語です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!御法度
大島渚監督の『御法度』という映画を見たことがある。
そこで衆道という言葉を知った。
衆道。
男が男を愛する世界。
新撰組という幕末の対テロ組織の中で、1人の美少年が次々に男をたぶらかし、隊内をメチャクチャにするお話だった。
その正体に気づいた土方歳三が、
「バケモノめ」と言って、目の前の早咲きの夜桜を切り倒すラストシーンを覚えている。
わたしはどちらかといえば、土方歳三である。
衆道となることはないだろう。
しかし、このお作品。
ステキなのだ。
キュンとしてしまいそうになる。
どうした、土方!
しかし、ステキなものは、ステキなのだ。
人が人を好きになる。
それは、純粋な気持ち。
それは、尊い…続きを読む