また会いたくなります。誰かに。何かに。

現実と幻想、自由と束縛、過去と未来が交錯する深い寓意に満ちた短歌連作です。

自由の女神や「メイクアメリカグレートアゲイン」など、社会的・文化的な象徴が一つ一つ独特な視点で描かれているあたりに、反骨的なエネルギーを感じます。

加えて視覚的なイメージが鮮やかで、時には無力さや切なさを表現しつつも、力強いメッセージを発信しているように思えました。

終わりと始まりが入り混じるような、非常に印象的な作品群です。

これを読んでいるとどこかに行きたくなります。

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