草木も眠る山で、月の光に虎視眈々と狙う。

ホラー界では言わずと知れた作者の、
ちょっと珍しいモキュメンタリー形式で
綴られる作品…これは必見である。


世間の枠組みから、少し外れた少年達。

彼らが挙って夜の心霊スポットへとやって
来る。そこで目にしたもの、そして感じた
恐ろしい気配。
 強がる事も生半に、尋常ではない空気に
怯えながら其々が自分達の寝ぐらへと
帰るが。

   一人、そして又ひとり。

         仲間が消えて行く。
 
鋭い爪痕と、機械的にも思える異音。
人混みの中で、じっとこっちを睨みつつ、
指をさして来る、消えた仲間。


 その、恐ろしさ。


消えた彼らは一体どうしてしまったのか。
そして、
    何 になってしまったのか。


中国の文献を辿って、その 正体 を
突き止められるものの、安堵するどころか
恐怖は更に膨れ上がるばかり。

  
 彼らは一体、何になったのか。そして
今も縛られたまま、虎視眈々と獲物を
狙っているのか。

 予想だに出来ない恐怖が、ここに。

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