僕ならばワクワクする!!

これは、私がこれまで拝読させていただきました小野塚先生の文学の中でも、
みょうに可愛らしいものにございましたな。

まず、主人公ですがこれは……おそらく日本にルーツを持つ海外の少年(二世?)でございます。
広島県に遊びに行った際、宵の宮の祭りというものに誘われて、
兄弟全員で言ったところで、不可思議なことが起き申した。

社殿の向こうから何やら白い光が……そしてそこから現れたのは大名行列。

その行列が、兄弟の前で止まるんです。



「こんなところにおられましたか! 探しましたぞ!」
そう言ってカゴから男が出て参りますが、兄弟たちにはなんのことやら全くわかりません。

これは人違いで間違いがないのですが……


このままではこの、怪しい籠に乗せられ、どこに連れて行かれるのかわかったものではない!


サテサテどうする……? という物語にございます。


ホラー要素はなく、お子様でも楽しめる可愛らしい内容と思われます。


是非、ご一読を。







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