リビングデッドな女性は、再び将棋に目覚めて頂点をめざす!
- ★★★ Excellent!!!
歩く抜け殻のようだった女性・尾道メヤリ。
彼女はつい参加したアマチュア将棋大会に優勝して、因縁のある高城ナナと対決する。
そこから始まる将棋を中心としたストーリー。
メヤリをサポートする頼りになる桐山さんに支えられ、行方不明となった父の本当の強さを見出していく。
桐山さんに促されて全国大会の県予選に出場したメヤリは、将棋への本格的な復帰戦に挑んでいきます。
将棋知識がなくても手に汗握る描写力で、しっかりと〝読ませてくれる〟作品に仕上がっています。
そして、メヤリが目標にするべき真の敵も徐々に明らかになっていきます。
物語は複層的で深みを見せています。
テイストの軽いコンビニバイトシーン。
アマチュア将棋大会での真剣な対局シーン。
そして、倒さなければならない大きな壁に挑むシーン。
将棋ものですが、映画『スター・ウォーズ』のような深みがあり、作品の質も高いですね。
ぜひご一読いただければと存じます。
きっと、主人公・尾道メヤリを応援したくなりますよ。