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概要
聴いてください、僕と吹奏楽部の生徒の皆さんで作った『カエルのうた』です
主人公の和也は音大の4年生。胸の病気を押して受けたプロオーケストラのオーディションに落選し、人生初の挫折を味合う。その帰り、電車の中で大きなカエルを持った少年が現れ大騒ぎとなるが、翌日、強盗被害に遭った少年と再会する。成り行き上、一緒に病院や警察に行くうちに、サバン症候群の少年が持つ不思議な力に惹かれ、茨城の児童養護施設に送って行く。そこで、少年がカエルを捕った池に行き、生き物や風の音をヒントにしたある旋律を思いつく。一方、少年の母は暴力に耐え切れず少年の義父を殺して刑務所に服役していたが、ヤヒコが描いた事件現場の絵がきっかけとなり、事件は再審請求へと動き出す。裁判の結果を待つ間、和也は地元高校の吹奏楽部の力を借りて作曲に没頭するが、少年の母の再審決定とともに曲が完成し、釈放予定日に池のほ
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