概要
妻はいらないと、夫は言った。欲しいのは……母なのだとか。
ずっと、家族が欲しかった。
ただ血がつながっているとか、同じ家に住んでいるとか、そういうものではなくて。
心からの慈しみを持ち、時には諍い合い、それでも最後にはやはり「ここは世界で一番安全で、愛情に満ちた場所なのだ」と思えるような、そんな家族の団らんに、見澤那子(みさわなこ)はずっと憧れていた。
それなのに、夫となる妖怪画家の砂川露景(すなかわろけい)は開口一番に告げたのだ。
「妻はいらない。欲しいのは、母なのだ」と。
🧑🎨ちょっと常識からずれた妖怪画家×
👘居場所が欲しい雇われ妻(母)×
🐻元気いっぱいすぎる妖狸の子ども
三人は本当の家族になれるのか。
🖼️契約結婚から始まる、大正あやかし家族譚🖼️
※13万字ほどの長編。ラストまで書き終えてはいるのですが、コンテスト期間終
ただ血がつながっているとか、同じ家に住んでいるとか、そういうものではなくて。
心からの慈しみを持ち、時には諍い合い、それでも最後にはやはり「ここは世界で一番安全で、愛情に満ちた場所なのだ」と思えるような、そんな家族の団らんに、見澤那子(みさわなこ)はずっと憧れていた。
それなのに、夫となる妖怪画家の砂川露景(すなかわろけい)は開口一番に告げたのだ。
「妻はいらない。欲しいのは、母なのだ」と。
🧑🎨ちょっと常識からずれた妖怪画家×
👘居場所が欲しい雇われ妻(母)×
🐻元気いっぱいすぎる妖狸の子ども
三人は本当の家族になれるのか。
🖼️契約結婚から始まる、大正あやかし家族譚🖼️
※13万字ほどの長編。ラストまで書き終えてはいるのですが、コンテスト期間終
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夫と、仮初妻と、そして……子たぬき!?
母が欲しい。
なんてインパクトのある言葉なのかと思った。
だが勘違いしてはいけない(私はした)
欲しいのは、妖怪画家をしている砂川露景が一ヶ月前に引き取った妖怪子狸の母。
この男――露景はちょっと(いや大分)不器用だと思った。
人間味が欠けたような話し方。ぶっきらぼうな態度。
しかし、狸改め、たぬ子を教育して欲しいと気にかることもある。
夫婦の会話を聞くとハラハラ多数。
もとより、たぬ子の母が欲しいだけで結婚したと言った通り、少々真っ当な夫婦とは言い難い。
ヒロインの那子もちょっと言葉足らず。物おじもしているよう。
しかし、そんな時は、空気なんぞ気にしない元気いっぱいのたぬ子の突撃で緩和…続きを読む