私は、1話目から物語の途中で何度も立ち止まりました。止まった先で反芻する表現や描写、台詞からイメージしてしまう物語の映像。それがハッピーな映像じゃなくても、もうその言葉に飲み込まれて、情景が脳内に刷り込まれてるのだと思う。近づいてくる言葉のダークさ(影のような)が、これぞダークファンタジーの真骨頂なのでは。最後まで読ませて頂きたいと思います。
暴力的な現実と、それをやわらげる妖精の対話が並走することで、主人公の「現実認識の歪み」そのものが物語として成立しているのが印象的です。 特に“優しさの記憶”と“現在の暴力”が同居している構造が、読後にじわっと残る余韻を生んでいました。
愛と救いを求める心が、残酷な世界の中で必死に灯り続ける物語。「家族」「信頼」「祈り」が壊れていく中、それでも少女は自分の存在理由を探し続ける。絶望の底でこそ、人は本当の“選択”を迫られ、そこから物語が動き出す。
教会に住む少女、父から毎夜「儀式」と称した虐待を受け、「化物の子」と罵られる日々を生きます。なかなかにハードな出だしです。そして彼女は傷を癒やす妖精を心の拠り所に。一方、必要悪との信念のもと、邪悪な力を用いて悪を討伐する騎士団。この騎士団もなかなかのなかなか。そして救いと陵辱、堕落と快楽、そして死が重なり合う第三話。とってもダークな胸をかきむしるような展開の数々。いったいこのお話はどう展開していくのか目が離せません。
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