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概要
教師と生徒。野球と美術。描いてはいけないものほど、心が求めてしまう。
野球推薦でやってきた港町の公立高校。16歳の真木光は、親の期待に応えるべく野球部に所属しながらも、心の内には絵を描く静かな情熱を抱えていた。美術部のないこの学校で、密かに描き続ける日々。そんなある日、数学教師であり野球部顧問の太田に授業中のスケッチを見られてしまう。叱られると思った光だったが、意外にも太田は興味を示し、彼の内なる夢に小さな光を灯すのだった。
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