一生懸命走ってきたのに、ある日突然、プツンと糸が切れちゃった。
そんな主人公の「痛み」や「焦り」がすごくリアルで、冒頭から「わかる…」って何度も頷いちゃいました。
でも、この物語はそこからが本当に温かいです。
立ち止まってしまった彼女の手を引いてくれる親友の存在が、とにかく眩しくて優しい。
強引だけど愛のあるその「お節介」に、主人公だけでなく、読んでいる私まで救われた気持ちになりました。
まだ吹奏楽部に入部したばかりで演奏シーンが少ないですが、これからの展開に期待です。
あと、作中に出てくるご飯の描写がすごく美味しそう!
読んでいてお腹が空くし、家庭の匂いに包まれているような安心感があります。
人間関係に少し疲れちゃった時や、逃げ出したくなった時にこそ読んでほしい作品。
心温まる物語を探している方に、全力でおすすめです!