概要
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- ★★★ Excellent!!!花びらであなたを思い出し、初めて檻が救いと知った
幼さを感じさせる語り口の中に、覚悟がある。愛がある。それは竜として生きることのさだめだろうか、それともそれこそが「食べる」ことの本質だろうか。
わけあって樹と別れ、雅樂のもとに預けられた檻の中の竜。「檻」は物理だが、物理以上の意味をもって、彼らを阻んでいるかのようにも感じる。なぜならば、本作で描かれているのは、食であり、そこに絡むのは互助、あるいは従属のみだってありうる関係だから。
(ここでいう従属とは、生きることが食べることなら、差し出された物だけを食べてそれで満足?と問われているような心地、あるいは、食べる(食べられる)ものが限られているため、それを受け入れる感じだろうか)
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