概要
最高で最悪な大好きなもの。
好きだった。
冬の匂いが。
冬の、まだ暖房のついていない部屋の匂いが。
凍てついてても、どこか暖かく、楽しくて、乾いてて、緊張してて、
そんな、冬の匂い。
二月あたまの、冬の匂い。
これは、私の“異端”の初恋と、“終わり”と、“終わり”ばかり考える、幸せな“普通”の2度目の恋。
冬の匂いが。
冬の、まだ暖房のついていない部屋の匂いが。
凍てついてても、どこか暖かく、楽しくて、乾いてて、緊張してて、
そんな、冬の匂い。
二月あたまの、冬の匂い。
これは、私の“異端”の初恋と、“終わり”と、“終わり”ばかり考える、幸せな“普通”の2度目の恋。
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