概要
真実は、残酷な事もある
『初めてのステーキと、ちょっとしたお話』の続きです。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!今年のカクヨム短編ベストワンの秀作
本作は自分にとって今年カクヨムに発表された短編のベストワンである。
もう一つベストがあってそれは秋犬さんの『あったか漫画クラブ』である。
カクヨムはファンタジーやホラーが人気だが、純文学や私小説にも傑作が多く、この二作がそのなによりの証しとなっている。
成人した主人公が生まれて初めて生みの母と会う。
それだけの話が淡々と綴られる。
宇治さんの特徴である明朗なユーモアがまったくないところからも、本作のテーマが作者にとって重大なものである事実が伺える。
「母親」は日本文学というか日本社会では長らく禁忌で、語られることはほとんどなかった。
語ったとしてもいい面だけで、暗部はタブーだった。
日本…続きを読む