賢者を引退して山小屋暮らしの私が訳ありエルフを嫁にするまで

【あらすじ】
妻を亡くしたことをきっかけに、私は帝国の賢者職を辞め、山小屋で気ままなスローライフを楽しんでいる。まだ枯れる歳じゃないので、時折訪れる行商のおばさんを泊めることもある。昨晩きた女性もそう、相性が良いのか、山へ出かけたり、露天風呂入ったりして二人して楽しんだから、次もお願いしようと思ってた。
ただ、悲しいかな、おばさんはどうやら他国の間者だと途中で気がついた。
いわゆる、ハニートラップってやつだ。
それに気が付いた時には、おばさんを結構気に入った後だとは大間抜けだ。間者と気づかぬふりして彼女を追い帰すのが一番だと画策するが、あっちは任務だからはいそうですかとはいかなかった。そして、おばさんのいや、彼女の秘密を知った。ダークエルフ！たしかに私より年上だが、見た目人間で言えば１０代じ…続きを読む