第2話
それを認識した瞬間理解した。ここは俺の元いた世界とは違うのだと。では俺は帰れるのだろうか…わからない。
とりあえず店の外に出ようとしたその時「おかえりですか?」そう聞かれた。長耳の店員にあまりにもさらりと聞かれた為とっさに「はい」と答えてしまった。「少しお待ち下さい」店員は言う。店員は奥の方に下がっていきまもなくガコンッと言う錆び付いたレバーを下ろすような音が聞こえた「ご来店ありがとうございました」その声がしたと同時にドアの方へ引っ張られていくような感覚がした。さぁーっと熱の引けるような感覚のあと俺は空き地に立っていた。夢だったのだろうか、いやそんなはずはないと、まだ興奮の熱を帯びた体が言っている。帰ってこれたのだろうか。魂の抜けたような心持ちで祖母の家に帰ると、「こんな時間までどこ行ってたの!」母の雷が落ちた。その後くどくどと説教され、その後は、風呂に入りそのまま布団に入った。翌朝、朝食の時昨日の体験を話すと母や妹、祖母にすら笑われた、だが祖父だけが真面目な顔をしていた。そして朝食を終え縁側でのんびり麦茶を飲んでいると祖父に呼ばれた。いつになく真剣な顔で「今朝の話は本当か?」そう聞く祖父に「本当だよ信じてもらえなかったけど」と皮肉混じりに言うと「やはりお前もか」と祖父は言った。?が頭に浮かぶやはりってなんだ?お前„も„ってなんだ?たった一言で二つも謎が産まれてしまった。そこから祖父は「実は俺も同じような体験をしたことがある」と自分の体験について語りだした。
異世界コンビニ @u-rayhjm
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