衝撃のラストに、まるで上位存在に嘲笑われているかのような、なんとも落ち着かない気分の悪さを感じました。そこに至るまでの描写もじっくりと丁寧ですし、もっと段階を踏んでいくのかと思いきや……いえ、これは短編だからこその幕切れなのかもしれませんね。そしてこの終わり方はこの作品によく合っています。起承転結のメリハリがしっかりと利いている、といいましょうか。子供たちが何気なく遊ぶババ抜きから巻き起こる衝撃の出来事、そしてその結末、是非ともご覧ください。
少年たちのトランプが一枚無くなってしまった。その結果、少年たちに起こったこととは?とても恐ろしい結末の作品で、とても怖かったです。
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