あなたと、合体したい

寂しさが、あるとは何か、ないとは何か。

自とは? 他とは?

根底にあるのは、『愛』だと思います。

我々、有限具象化された存在は、常に、何者かとの共存を求めます。何者も孤立単体では。物理的にも精神的にも、生きてゆけません。

そのために、『愛』を求めます。

性なる愛でも、友なる愛でも、博なる愛でも、族なる愛でも、愛の種類は何でもいいでしょうが、とにかく、愛です。

愛を得るとはすなわち、自と他の合一です。視覚と脳処理の認知限界による輪郭は、接するとも交わりはしないのかもしれませんが、心で一つになり得ます(『愛』の中心には、心が居ります)。

その愛は、一足す一かもしれませんし、一足す一足す一足す一足す……と、かなりの大集団かもしれません。

ですが兎に角、単体具象の複数存在する世界の、森羅万象単一抽象世界への回帰——愛の獲得が、全ての存在の共通かつ最終の目標であり、マイルストーン的副産物として、『寂しさの解消』があるのだと思います。

※グローバリストとは違います。あちらは物理的世界統一を、こちらは抽象精神的統一を説く、という点で異なります。チョコ逆転せしト⚫︎ポとポ⚫︎キーくらい違います。