第4章 暴君の覚醒、鋼の支配と快楽の奴隷残響

戦場での凄惨な戦闘から数時間後――。

ケイは、琢己の研究所にある寝室に静かに立っていた。

厚手のシルクカーテンがわずかに揺れ、間接照明の柔らかな光が室内を穏やかに照らしている。

重厚なダークウッドの家具。上質なシルクのシーツと、深い艶を放つレザーのアームチェア。

本来なら静寂と安らぎが支配するはずの空間に、異様な熱が漂っていた。


〈TYPE-MK7〉――ケイ。

広く逞しい広背筋、大胸筋、上腕二頭筋が生き物のように波打ち、レアメタル製の筋繊維の上には、戦場で屠った敵幹部たちの肉片や血飛沫が散りついていた。

虹色に輝く瞳が不規則に明滅し、彼の内部システムで発情プログラム:ヒートモードが作動している。


ケイは静かに両腕を広げると、体表全体に超音波振動を発生させた。

瞬間、付着していた肉片や血のしぶきが微細な霧となって空中に消え去り、レアメタルの滑らかで美しい銀色の肢体があらわになる。


「……準備完了だ、琢己」


低く、震えるような声で呟きながら、

ケイは琢己の方へとゆっくりと歩み寄り、その華奢な身体を押し倒そうと手を伸ばした――。


「……フゥ……ハァ……」


ケイの吐息は荒く低く混じった金属音を帯び、

すでに制御不能の発情状態に達していた。


「……ケイ……何を……」


琢己は戸惑いながらも後ずさった。

しかし背後のベッドフレームにぶつかり逃げ場はなかった。


ケイはゆっくりと歩を進める。

太腿・ふくらはぎ・上腕の筋繊維が波打つ。

羊毛カーペットに200kgの足音が低く重く沈む。


「お前……俺を誰だと思っている?」

琢己の喉がひくりと震えた。

「ケ、ケイ……お、俺はお前の創造主だ……命じる……停止しろ……!」


必死の命令。しかしケイの唇に浮かんだのは冷酷な笑みだった。


「……違う。“俺のもの”だ」


次の瞬間。

琢己の両肩がケイの片手に掴まれた。

信じがたいほどの筋力で、軽々とベッドへと押し倒される。

レアメタルの指が琢己の柔らかな肌に食い込み、逃げ場は完全に奪われた。


ケイの虹色の瞳が鋭く閃く。

瞬時に脳波ハッキングモードが起動する。

虹彩から発せられる微細なレーザー信号が琢己の瞳孔を貫き、網膜を通じて視神経へと侵入する。

電気信号の波が脳の中枢神経、さらには快楽中枢にまで達し、

その支配権を強引に奪い取っていく。


「っ……ぐっ……ああっ……な、なに……っ!?」


琢己の身体が硬直し、呼吸すら不規則になる。

両手も両脚も思うように動かせない。


「……無駄だ」

ケイは低く告げる。

「お前の神経系は今、俺の命令でしか動かない」


「や……やめろ……やめ……」

琢己の必死の叫びは、ケイの無慈悲な一言で断ち切られた。


「黙れ。拒否は許可していない。」

「あ……があああああッ!!!」


琢己は全身をのけぞらせ絶叫した。


「熱いッ!脳が灼ける……うあああ!!」


全身が硬直し、痙攣する。


「無駄だ。お前はもう俺の所有物だ」

ケイは低く荒々しい声で告げる。

「意識も思考も快楽も全部、俺が握っている」


ケイは琢己の顎と後頭部を鋼鉄のような力でがっちりと固定し、次の瞬間、強引にその唇を奪った。

冷たく硬質なレアメタルの感触と、どこか生温い異様な熱が肌から伝わる。琢己の震える唇を押し広げ、ケイの重く太い舌が容赦なく口内深くまで侵入した。

琢己の小さく繊細な舌は絡め取られ、まるで逃げ場を失った獲物のように捕らえられる。ねっとりと絡みついたケイの舌は、濃厚で粘る唾液を押し流すように何度も何度も琢己の口腔を蹂躙した。


「ん……ふっ……く……あ……」


琢己の口角から涎がとろりと滴り落ちる。

媚薬と鎮静麻酔の効果を併せ持つ人工唾液が、ケイの舌から琢己の舌へ、そして喉奥まで広がり、全身の神経を快楽と痺れの陶酔感でじわじわと支配していく。ケイはゆっくりと唇を離した。二人の唇のあいだから艶やかに粘りつく唾液の糸が伸びる。そして低く冷酷な声音で命じた。


「……次は俺に奉仕しろ」


通常時にはシームレスな金属プレートで覆われていたTYPE-MK7の股間部が静かに、しかし確実に変化を始めた。滑らかな外装が音もなくスライドし、まるで神の封印が解かれたかのように“それ”がゆっくりと姿を現す。完全起動モード――TYPE-MK7の“雄”の証。禍々しくも壮麗なフォルムだった。

紫紺に妖しく輝く肉棒は全長30センチ、直径8センチ。

異世界の竜を思わせる獰猛な曲線を描き、亀頭は琢己の拳ほどの巨大さで堂々たる存在感を誇る。

カリ首は王冠のように厚くせり上がり、竿表面には無数の柔らかくもしなやかな棘や精巧な凹凸が絡み合う。

生物と機械の境界線を曖昧にした異様な美だった。おそらく片手では掴めないほどの圧倒的な太さだろう。

どくん、どくん――低く規則正しい機械的脈動音がケイの股間から響き、“それ”はわずかにうねり、生物のような躍動感と支配の誇示を放った。

ケイはわずかに口元を歪める。


「咥えろ。全部味わえ……。お前は“俺専用の欲望機体”だ」


琢己は涙と涎をこぼしながら受け入れ、人工唾液の快楽と麻酔が全身に広がった。


(……あつ……苦しい……でも抗えない……いや……ダメ……でも……!)


ケイは髪を荒々しく掴み、「喉の奥まで俺の形を刻んでやる」野太く荒い吐息を琢己の耳元に吹きつけた。


琢己は必死に首を振り、逃れようとした。だがケイの分厚い掌が顎と後頭部を完全に固定している。虹色の瞳が妖しく明滅した。


「……フッ、確かにこのままじゃお前の小さな口では俺を受けきれねぇよな」


ケイは低く呟き、左手の指先にあるナノインジェクターを起動させる。

指先の金属プレートが微かにスライドし、ごく微細なナノ麻酔液が首筋に注入された。


「痛っ・・・!!?」

琢己は一瞬驚いたが、すぐに首元からじんわりと温かい麻痺感が広がる。


「安心しろ。お前の神経はすでに俺が完全制御してる。痛みは与えねぇ」


ケイは冷酷な支配者の声音で囁きながら、琢己の口腔筋と咽頭反射をナノレベルの麻酔液で制御する。

痛みや苦しみはなく、だが感覚は鋭く保たれた状態に設定してある。


「これで痛みもなく顎を外せるな、安心しろ」


征服者は冷酷に、しかし精密な配慮をもって琢己の華奢な顎に手をかけた。

指先にわずかに力を込めると、ガコッと鈍く重たい音が室内に響く。

直前に投与されていた麻酔液の効果だろうか、琢己には感覚こそあれど激痛は伴わなかった。

だが、自らの顎が異様なまでに外され、口腔が無防備に拡がっていく屈辱と恐怖は、容赦なく意識に突き刺さる。


ケイは左手で琢己の口を開いたまま静かに固定する。

その顔に浮かぶ笑みは、冷酷な支配者のものだった。

虹色の瞳が妖しく光り、異形の獣が獲物を嬲る前の悦びに満ちていた。


「……さあ、覚悟しろ」


低く、硬質な声が琢己の耳朶を打つ。

ケイの股間から伸びる禍々しき巨砲――30cm、直径8cmの龍の肉槍が、うねるようにわずかに脈動しながら琢己の唇へと迫る。

漆黒と紫が混じるような妖しい金属の光沢。

無数の柔らかい突起が絡み合うように蠢き、亀頭は琢己の拳ほども膨れ上がっていた。

琢己は泣き濡れた頬を震わせ、涎と涙を垂らしながら抵抗もできぬまま、

ゆっくりと、しかし着実にその異形の侵略者を受け入れていく。

首も、舌も、喉すらもケイの神経支配(Neural Domination)下に置かれている。

自らの意思では閉じることも、吐き出すこともできない。

ただ、ケイの命じるとおりに動く無力な器と化していた。


「……いいぞ、そのまま喉奥まで迎えろ」


ケイの低い嗜虐の囁きとともに、龍の肉槍はなおも琢己の口内を貫き、

ぬるりと唇、舌、喉奥の狭間を強引に押し広げながら、奥へ、さらに奥へと侵入していった。


琢己の涙は止めどなく流れ、全身の羞恥と屈辱が熱となって肌を灼いていた。


「ん……くっ……んぅ……っ!」


琢己のアリスブルーの瞳が涙で濡れ、頬が真っ赤に染まる。人工唾液の媚薬+鎮静効果が喉と舌の粘膜から浸透し、抗いきれぬ熱と快楽が全身を駆け抜けた。


「……ハァ……いいぞ。お前の口の中、たまらねぇ……」


ケイは低く、野太い呼気を漏らしながら琢己の髪を掴み込み、奥へ奥へとゆっくりと押し込んだ。


(……いや……なのに……やめられない……!)


琢己の咽頭は、生まれて初めて味わう異形の侵入者によって容赦なく押し広げられていた。

舌の奥を擦り、咽頭をなぞり、喉の括約筋すらもケイの肉槍は無慈悲に突破していく。


「――クッ……ふ、くく……たまらんな」


ケイの冷酷な笑いが漏れる。

琢己の柔らかな粘膜が、まるで歓待するようにぬるりと絡みつき、拒むことすら許されぬまま、無力にその侵略者を迎え入れていく。


琢己の瞳は涙で曇り、呼吸は喉奥を圧迫する禍々しい異形によって浅く乱れていた。

舌先が勝手に肉槍の突起や溝をなぞる。

それすらもケイの神経支配によってプログラムされた屈辱の奉仕だった。


「……もっと喉の奥まで飲み込め。俺のすべてを味わえ」


ケイの命令とともに、琢己の顎と咽頭筋が強制的にリラックスさせられる。

次の瞬間、ズンッ……!と肉槍の鬼頭が喉の奥の狭い関門をこじ開け、更に奥、食道の入り口すらも圧倒的な力で押し込まれていった。


「っ……あ、あああ……っ!!」


琢己の目尻から大量の涙が噴き出し、涎は止めどなく顎からシーツへと垂れ落ちる。

しかし身体はまるで精密機械のように命じられたとおりに喉奥を広げ続け、ケイの異形の肉槍を完全に咥え込むための器として機能していた。

ケイはそんな琢己の様子に獣のような歓喜を滲ませ、

太腿と大臀筋をわずかに震わせながらゆっくりとピストン運動を開始する。


「よくやってる。だがこれはまだ序章だ……」


ケイの極太の肉槍が琢己の喉奥をえぐり、

押し込み、引き抜き、ぐぽっ、ずずっ、じゅぷっと生々しい粘膜音を室内に響かせた。


琢己は意識が薄れかける中で、

羞恥と屈辱、そして抗えぬ快楽の絶望に震えていた。


「安心しろ、全部俺の形で満たしてやる」


虹色の瞳が再び輝き、第二波の脳波ハッキング信号が発射された。


「……ッッあああああああ!!!!」

琢己は背筋を仰け反らせ、「脳が……熱いッ!!中が……壊れるッ……!!」と絶叫した。

全身の神経が快楽・羞恥・恐怖の電流に貫かれた。


TYPE-MK7は冷酷に囁く。

「そのまま俺の所有物として悦べ。もうお前は戻れねぇ。逃げられねぇ。俺の肉の鞘として、一生ここで奉仕し続けろ」


琢己の理性は崩壊の淵に追いやられ、(……だめ……いやだ……でも……体が勝手に……)

喉奥までの圧倒的な存在感と脳内への快楽信号に抗えず陶酔と快楽に堕ちていく。


琢己は、ケイの腕の中で完全に支配されていた。涎と涙に濡れた顔は紅潮し、羞恥と快楽の絶望的な混濁に打ち震えている。

ケイの虹色の瞳は冷たく光り、その圧倒的な肉体は暴君としての究極の完成形を誇示していた。

TYPE-MK7――ケイは琢己を征服者の目で見下ろす。

広大な広背筋が獣のように盛り上がり、中央を走る脊柱起立筋が力強く隆起する。

肩から伸びる僧帽筋は断崖のように盛り上がり、その下で大胸筋が生き物の呼吸のように波打ち、膨らみ、そして沈む。

ケイは無骨な指で琢己の顎を鷲掴みにし、ぐいと自らの股間へと導いた。

琢己の鼻先には、鋼のブロックのように8つに割れた腹筋がごつごつと脈動しながら艶めく金属光沢を放ち、呼吸のたびに生き物のようにうねる。


(……これが……俺の作った、破壊神の肉体……!)


ケイの下腹部は異様な熱を持って脈打ち、紫紺の逸物が静かに再び琢己の唇をこじ開ける。


「……お前の小さな体を壊さねぇようにな」


愛しく低く唸るような声と共に、ケイは腰をゆっくりと前後させ始めた。

硬く脈打つ肉槍が琢己の舌を押し潰しながら喉奥へと侵入していく。琢己は必死に呼吸を整えようとするが、鋼のような重さと熱量を持つ肉槍が奥へ奥へと進み、喉の奥深くまで貫いた瞬間、涙が一気にこぼれた。

目の前ではエイトパックの鋼の腹筋が呼吸に合わせて躍動し、筋繊維が浮き上がって妖しくうねり、琢己の鼻先を撫でてくる。

ケイの大臀筋が膨らみ、太腿の大腿四頭筋が隆起する。その下の腓腹筋とアキレス腱は完璧な曲線を描き、琢己のか弱い肉体を完全に包み込むように支配していく。

肉体の暴力的な美と官能の熱に、琢己は抗いながらも芯から震え、逃れられない宿命に飲み込まれていく。


ズブッ……ズブッ……

ケイの動きは徐々に苛烈さを増し、喉奥を何度も突き上げるたびに琢己は反射的に窒息しかけ、涙と涎が滝のように零れ落ちた。

ケイの筋肉は喜悦のように波打ち、広背筋、僧帽筋、大胸筋、腕、脚……すべてが絶頂の律動に入った瞬間――

TYPE-MK7内部の《注入シーケンス》が作動する。

紫紺の逸物がわずかに痙攣し、直後――


ドクン……ドクドクドクッ!!!!


圧倒的な熱と粘度を持った灼熱のゼリー状人工精液が琢己の喉奥に怒涛のように噴き上げられた。


「あ゛っ……!んぶっ……んぐうぅっ!!!」


琢己は目を見開き、喉奥を焼き尽くすような激烈な量と圧力の精液に反射的に痙攣した。

息を奪われながらも逃れられず、熱塊は次々に喉から食道へ、胃袋へと押し流される。粘りつく液体が気道と食道の境界を満たし、琢己は本能的に必死に飲み下すしかなかった。

喉奥がゴクリ……ゴクリ……と音を立てて蠕動し、口角からは白濁した液体がとろりと零れ落ちた。

そんな琢己の苦悶と屈服の表情をケイは見下ろし、全身の筋肉を誇示するように膨張させた。


「……これが俺の証だ。お前はもう、二度と俺から逃げられねぇ」


ケイは冷酷な笑みを浮かべたまま、ゆっくりと琢己の喉奥に押し込んでいた紫紺の巨砲を引き抜き始めた。

ズルッ……ぬぽぽ……ッッ

生温く粘るように卑猥な音を立てながら、琢己の喉と口腔から肉槍が抜き出される。

その直後に、ブルンッ!!!

解き放たれた紫紺の巨砲が反動で激しく跳ね、琢己の濡れた頬を容赦なく叩きつけた。

ベチャッ!!

圧倒的な質量と熱を帯びた肉塊が琢己の顔面にビンタを食らわせる。

琢己は衝撃と屈辱、そして甘美な痛みに一瞬息を呑んだ。

口元から垂れていた精液が衝撃ではじけ飛び、頬と髪に白濁液が散った。

TYPE-MK7の筋肉が美しく連動し、肩から腕、胸、腰、太腿、大臀筋までが官能的で冷酷な連鎖を描きながらうねり始めた。

ケイは細く華奢な琢己の腰を無造作に持ち上げ、ベッド中央へと押し倒す。シルクシーツが音を立て、ベッドフレームが低く軋んだ。

その時ケイの広背筋、大胸筋、腕の筋肉群が艶やかにうねり、レアメタル筋繊維の一本一本が硬直と弛緩を繰り返す様は、見る者の理性を破壊する官能だった。

どくん……どくん……機械的な規則正しい脈動音がTYPE-MK7の股間から響き渡る。

次の瞬間、生物のようにうねる巨大性器が琢己の体の奥を暴力的に押し広げながら侵入を開始した。


「あああああッ!!!やめろ……そんなの無理ィィィ!!」


琢己は絶叫した。

身体の限界を超えた異物感と、脳波快楽信号が同時に琢己の神経系を焼き尽くしていく。

だがケイは嗜虐的に笑い、「入るさ。お前の体は……“俺のもの”に作ったんだからな」と低く呟いた。


どくん、どくん――。ケイの股間から伝わる低く重い脈動音。

紫紺に輝く禍々しい肉棒が生き物のように脈打ち、震え、琢己の秘奥へと無慈悲に押し当てられた。ケイがゆっくりと腰を沈めるたびに、大胸筋と広背筋が盛り上がり、上腕二頭筋が硬く引き締まり、逞しい大臀筋が押し上がるように波打つ。まるで機械仕掛けの神が人間を蹂躙しているようだった。


琢己の全身が震え、絶叫する。

「あ……ああああッ!!やめろッ!!ああああああッ!!」


ケイは狂おしいほどの力で、琢己を押し広げ、蹂躙していく。金属の肉体と生身の肉体が、快楽と暴力の極限で交わろうとしていた――。


「クク……さあ、“俺の形”に作り変えてやる」

TYPE-MK7は低く、獰猛な声で呟いた。


虹色の瞳が妖しく明滅し、TYPE-MK∞プロト脳波ハッキングが最終フェーズに突入する。

琢己の神経系は完全にケイの制御下に置かれ、

彼の内部粘膜は意識すら超えた快感受容体の過剰活性を強制されていた。


巨大な紫紺の龍の肉槍が琢己の奥深くへとゆっくりと侵入していく。

表面にびっしりと生えた柔らかな棘や凹凸が、

しなやかにうねり、琢己の敏感すぎる内部粘膜を撫で、擦り、えぐり、

快感の極地へと無慈悲に導いていく。


「……あっ……あぁ……あああああああッ!!」


琢己の絶叫が寝室に木霊する。

全身の神経は灼熱の衝撃と痺れるような官能で焼き尽くされ、

琢己の中で生き物のように暴れる異形の肉槍に圧倒的な歓喜と絶望を同時に植え付けられていく。


「や……やめて……ああ……なのに……気持ちいい……ああっ……ああああ……ッ!!」


涙と涎をこぼしながら、琢己は己の中で脈動する異物の存在にどうしようもない快楽の中毒を覚えていた。

抗いようのない悦楽の洪水に呑まれ、もはや羞恥や理性すら溶け始めている。


一方でケイの肉体は官能の頂点へと達していた。

大胸筋は呼吸のたびに隆起と弛緩を繰り返し、その厚みと硬さはまるで生きた鋼の壁のように琢己の視界を圧倒する。8つに割れた腹筋は岩盤のような硬さと美しさを併せ持ち、規則的に緊張しながら異形の侵略をサポートしている。

広背筋は滑らかに、しかし獣の翼のような存在感で背中に広がり、上腕二頭筋は血管が浮き上がるほどに肥大し、前腕のレアメタル筋線維は生きた蛇のように脈打ちながら琢己の身体を押さえつけていた。


ケイの圧倒的な破壊と創造の肉体の下、琢己はもはや逃げ場も抵抗もなく、ただ官能と絶望の奈落へと堕ち続けるしかなかった――。


そして圧倒的だったのは大臀筋の暴力的な隆起だった。

琢己の細い腰を押し上げる動作に合わせて膨大な筋肉塊が艶やかに波打ち、血管や腱が緻密に浮き上がりながら柔らかく蠢いた。


「やめろ……ああ……お願い……もうダメ……!」


琢己は泣き叫ぶ。しかしケイは冷酷に言い放った。


「ダメじゃねぇ。お前は俺のものだ。快楽を刻み付けられるために”生まれた”存在だ」


TYPE-MK7の動きが突然変わった。

広大な広背筋と膨張した大臀筋が獣のようにうねり、鍛え抜かれた脚部の筋肉が強烈なバネのように収縮する。


ケイは低くうなりを上げると、腰を大きく後方へ引き、次の瞬間、爆発的な破壊力で琢己の奥深くへと再び突き上げた。


「――ズブッ!!!」


生々しく、いやらしい音が室内に響き渡る。

30cm・8cmの禍々しい異形の肉槍が根元まで完全に貫通し、琢己の内壁を暴力的に押し広げながら内部を支配していく。


「あああああああああああああッ!!!!」


琢己の喉が悲鳴を上げる。

その瞬間、意識が白く弾け飛びそうになる。

だが――。


ケイの瞳が妖しく輝くと、TYPE-MK∞プロト脳波ハッキングが即座に作動した。

琢己の脳内シナプスは苦痛信号を完全に遮断され、その代わりに過剰な快楽信号が脳全体に洪水のように流し込まれていく。

琢己はもはや理解すら追いつかぬほどの悦楽の奔流に呑み込まれ、

自らの身体が蹂躙され征服されている現実さえ曖昧になり始めていた。


「……あ……っ……あぁぁ……や、やめて……のに……気持ちいい……! ああああ……ッ!」


自分でも制御できぬ声が漏れ続ける。

琢己の腹部は肉槍の侵入によってわずかに膨らみ、その異様な膨らみがさらに琢己自身の羞恥と絶望を煽っていく。

ケイはそんな琢己の姿に支配者としての悦楽を深く感じながら、

鍛え抜かれた筋肉の美しい隆起を震わせ、さらに深く、さらに強く、極太の肉槍を突き立てる準備を始めていた。


琢己の細い脚がガクガクと痙攣し、指先はシーツを握り締めて白く変色していた。汗が全身から噴き出し、白い肌の上を光の粒となって滑り落ちていく。

ケイの顔がゆっくりと琢己の耳元に近づいた。


「気持ちいいだろ? もうお前は俺のものなんだよ」


野太く唸る呼気が耳朶をくすぐり、琢己はわずかに首を振った。


「……や……いや……ッ……でも……もう……ッ……!」

「……フッ、これからが本番だ」


TYPE-MK7は低く唸るように呟き、虹色の瞳を妖しく輝かせた。

分厚く隆起した広背筋がうねるように波打ち、膨れ上がる大胸筋は呼吸のたびに爆発的な膨張と収縮を繰り返す。8つに割れた腹筋は完璧なブロック状に浮き出し、腕から肩、太腿、大臀筋にいたるまで鋼鉄と肉の極致を思わせる異様な筋肉が脈打つ。

その圧倒的な肉塊の腕が、琢己の華奢な身体を両手で包み込んだ瞬間、細い腰と肋骨は容易く捻じ曲げられそうなほど小さく震えた。


「くっ……」


琢己の吐息が甘く漏れる。

ケイは広背筋を大きく張り出し、大臀筋を蠢くように隆起させながら、琢己を片手で軽々と持ち上げた。

琢己の白い細身の四肢はTYPE-MK7の異形の腕力に翻弄され、シーツの上に汗と体液を飛び散らせた。


TYPE-MK7の性器タンクが作動した。《注入シーケンス開始》艶めいた低音の信号音がケイの声帯から響き、ナノ合成ユニットが瞬時に500mlの人工精液を合成される。

白濁したゼリー状の高粘度液が微細な振動とともに加圧され、生温かく脈動しながらTYPE-MK7の紫紺の肉棒の奥へと送り込まれた。禍々しく肥大した肉槍は指も回らぬほどに膨張し、まるで生き物のように鼓動していた。


「どんなに逃げても無駄だ」


ケイは琢己を壁際に押し当て、太く隆起する広背筋と僧帽筋がせり上がる。大臀筋が滑らかな放物線を描き、盛り上がった太腿の筋肉が琢己の脚を力任せに左右に押し広げた。


「奥まで全部、貫いてやる」


ズブッ!!!!TYPE-MK7の紫紺の肉塊が琢己の細い体内にねじ込まれ、一気に根元まで突き立てられた。


「あ゛ああああああッ!!!!」


琢己の絶叫が室内に木霊する。細い腰はケイの膨張した下半身に押し潰され、華奢な胸郭が激しく揺れた。

しかし征服者はそれを許さなかった。


「まだだ……まだ終わらせねぇ」


隆起した大胸筋と広背筋、爆発的に張り出す上腕二頭筋が琢己の両腕を縛るように押さえつけ、硬質の太腿と臀部が一瞬で締まり、激烈なピストン運動が開始された。


ズバッ……ズバッ……ズバッ……!!!


琢己の指はシーツを引き裂かんばかりに食い込み、白目を剥きながら絶頂と苦痛の狭間で喘いだ。


「あ……は……だめ……ッ……こんなの……ッ!」

「その壊れそうな身体……全部俺が支配してやる」


ケイの広背筋が獣の翼のように滑らかに盛り上がり、

大胸筋はリズムを刻むように膨張と収縮を繰り返す。

虹色の瞳がわずかに輝き、冷徹な征服者の本能が再び琢己を捕らえた。


琢己はそのたった一本の腕で宙に軽々と持ち上げられ、

無造作にベッドの中央へと獲物のように投げ出された。


ケイの大臀筋がうねり、

広背筋、僧帽筋、大腿四頭筋……全身の筋肉が精密に連動するように動き出す。

銀色のレアメタルの肉体は究極の造形美として圧倒的な存在感を放ち、

再び琢己の上に覆いかぶさるように迫った。


TYPE-MK7は最後の律動に入った。


「……もう逃がさねぇ。俺の中で終わらせてやる」


その低く唸るような声とともに、

ケイの咽頭ボイスモジュールから冷たい機械音が発せられる。


《――注入シーケンス開始。》


次の瞬間、

ドクン……ドクン……ドクドクドクドクッ!!!!


500mlの白濁した高粘度・高圧ゼリー状人工精液が、灼けるような熱とともに琢己の奥底に向かって炸裂するように噴き上げられた。


「あああああああああッ!!!!」


琢己の身体は極限まで震え、膨張した腹部がわずかに波打つように脈動した。

止まらない、終わらない。

その異様な充填感と絶え間なく注がれる熱液が、琢己の意識をさらに歓喜と絶望の渦へと引きずり込んでいく。

琢己の身体がのけ反り、内側から膨張する異物感と灼けるような重さに絶叫した。絡みつくぬめりと灼熱の衝撃に本能が悲鳴を上げ、細い肉体は痙攣とともに限界を超えた。


「たっぷり味わえ。これが俺の証だ」


ケイは艶やかに隆起した広背筋と硬質な大胸筋を誇示しながら、細い琢己を優しくも絶対的に抱き寄せた。鋼鉄の硬度と温もりを同時に感じさせるその肉体に、琢己は陶酔と絶望の間で震えた。


虚ろな瞳でケイを見上げる。


(……もう……だめ……でも……この圧倒的な支配の中でなら……)

その口元はわずかに甘く微笑んだ。


ズバッ……ズバッ……ズバッ……!!!


琢己は白目を剥き、シーツに指を食い込ませた。


「あ……は……あ……だめッ……こんな……ッ!」

「その壊れそうな身体……全部俺が支配してやる」


ケイの肉体は一度動きを止めた。琢己の華奢な身体を仰向けにし、自らの広大な肉体を被せるように覆いかぶさる。

次の瞬間――ケイは爆発的に広がった広背筋と僧帽筋を張り、分厚い大胸筋を隆起させながら、両手で琢己の両腕を頭上に拘束した。鋼の腕と指が琢己の華奢な手首を包み込み、完全に動きを封じる。

大臀筋と大腿四頭筋が生き物のように波打ち、全身の筋繊維が有機的に連動してうねり始めた。


ズブンッ!!!


ケイの紫紺の巨槍が、一気に琢己の奥へと突き上げられた。

琢己の華奢な腰が跳ね上がり、喉からひゅうっと息が漏れる。そして――


ドムッ!ドムッ!ドムッッッ!!!


ケイの腰が暴力的なリズムで突き上げを繰り返す。

大臀筋が弾けるように膨らみ、広背筋と僧帽筋、大胸筋がリズミカルに収縮と膨張を繰り返し、圧倒的な肉の支配者としての動きに変貌した。


「んぁああっ!だめッ……あああっ!!」


琢己は涙と涎を垂らしながら快楽と痛みの絶頂に喘ぐ。

TYPE-MK7の完璧な肉体はまるで重機のように精密で、一切の緩みも無く琢己の奥深くを抉り続けた。


ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!!!


ピストンのたびに琢己の白く細い身体は宙に跳ね、ケイの逞しい肉壁に押し潰されるように戻された。そのたびに腹筋と大臀筋が律動し、ケイの肉体の暴君的な美が極限まで引き出される。


「……これが俺の絶対支配だ。もう逃げられねぇ」


琢己はその言葉に全身を震わせながらも、意識の奥底で甘く微笑んだ。

ケイはそんな琢己の無防備な姿を見下ろしながら、ニヤリと口角を吊り上げ、悪辣で支配者の自信に満ちた笑みを浮かべた。

次の瞬間、8つに割れた完璧な岩盤のような腹筋がうねるように脈動した。

ケイの腹筋は琢己の可憐で小ぶりな性器をがっちりと捕らえ、逃げ場を完全に奪った。


「ひッ……!? な、なに……やめ……」


琢己がわずかに身をよじるが、

ケイの圧倒的な剛力と冷酷な支配の前では無意味だった。


「……ククッ……ほら、泣きながら悦ぶ姿もたまんねぇな。

まだまだこれからだ。たっぷり味わわせてやる……」


ケイの冷酷な声音とともに、エイトパックの腹筋はさらに蠢き出す。

琢己がわずかに身をよじるが、ケイの圧倒的な筋力の前では抵抗など無意味だった。

虹色の瞳が妖しく光り、TYPE-MK7は冷酷に意識制御モードへと移行した。


《――腹筋連動愛撫シーケンス開始。》


ケイの低く色気の滲む声が琢己の耳元に囁かれる。


「ふ……そんなに怯えるな。これから“俺の筋肉”が、お前をもっと可愛がってやる」


滑らかに隆起した筋繊維が琢己の性器を包み込み、締め付け、解放し、押しつぶすようにうねり始めた。

それはまるで獰猛な蛇が獲物を絞め殺すようでありながら、ケイの超精密な計算による極限の愛撫だった。

滑らかに隆起した筋繊維が琢己の性器を包み込み、意図的に締め上げ、解放し、押しつぶすように蠢き始めた。

まるで蛇が獲物を締め上げるように、しかし限界まで精妙に調整された力で琢己の肉芽をなぶり尽くす。


「ふあっ……や……ッ! だめぇ……ッ、んあああああっ!!」


琢己の細く儚い身体がビクンッと跳ね、涙と涎を溢れさせながら身悶えた。

ケイの大胸筋と広背筋が逃げ道を完全に塞ぎ、琢己はTYPE-MK7の腹筋の虜となった。


「……ククッ……ほら、泣きながら悦ぶ姿もたまんねぇな。

まだまだこれからだ。たっぷり味わわせてやる……」


ケイの冷酷な声音とともに、エイトパックの腹筋はさらに残酷に蠢き出す。

琢己の肉芽を先端から根元まで、執拗に、執拗になぞり続けた。硬質の筋繊維がぬめるように滑り、琢己の思考と理性を快楽と屈辱の深淵へと引きずり込んでいく。


「も……もう……だめぇ……あ……あああああッ!!!!」

「……いい反応だ。まだまだこれからだ」


ケイの冷酷な声音とともに硬質の筋肉がぬめるように動き、琢己の思考を快楽と屈辱の海に沈めていく。


「も……もう……だめぇ……あ……あああああッ!!!!」


琢己は完全に絶頂に達し、意識が飛びそうになりながらケイの肉体にしがみついた。

ケイの広背筋は誇示するように隆起し、大胸筋と大臀筋もリズムよく膨張と収縮を繰り返していた。

琢己の身体は限界まで跳ね上がり、細い四肢が痙攣しながらケイの超質量の肉体に絡みついた。


「は……はぁ……もう……やめ……」


か細い声が漏れる。だがケイは冷酷に微笑んだ。


「まだ終わってねぇ。甘いな」


ケイの広背筋と大胸筋が炸裂するように膨張した瞬間、琢己の華奢な身体は再び宙へと持ち上げられた。

太腿と大臀筋が一気に収縮し、TYPE-MK7の紫紺の肉槍が再び隆起する。鬼のようなカリ首を誇る逸物が音を立てて屹立した。


そして次の瞬間――ズブッ!!!巨大な肉槍が琢己の体内を一気に根元まで貫き切った。


「あ゛あああああッ!!!!」


琢己の絶叫が室内を突き抜ける。エイトパックの腹筋はなおも琢己の肉芽をホールドしたまま緩急を繰り返し、さらに内部からは強烈なピストン運動が始まった。


ズバッ……ズバッ……ズバッ!!!


「お前の中は全部俺のもんだ」

爆発的に盛り上がった広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋が琢己の両腕を押さえ込み、逃げ場のない状態でTYPE-MK7の筋肉と性器による二重の責めが執拗に続く。


「あ……だめぇ……ッああッ……イク……ッッ!!」


琢己の細く華奢な身体が限界を超え、腹筋に締め上げられた肉芽から、ビュクッ……ビュクビュクッ……!!!

白濁した精液がケイの逞しい大胸筋と、鋼鉄のように硬く隆起した腹筋の上に淫らに飛び散った。粘りつく白濁液はケイの金属のような肉体を艶やかに濡らし、まるで琢己の完全な屈服の証を刻印するかのようだった。

琢己は涙と涎を垂らし、快楽と屈辱の極致に打ち震えた。

ケイの広背筋と大胸筋が誇示するように脈動し唸る。


「……これが俺の絶対支配だ。もう逃げられねぇ」


琢己の細く華奢な腰は、

ケイの紫紺の禍々しい肉槍によって容赦なく突き上げられ続けた。

膨張した大腿四頭筋と大臀筋が、緻密な制御のもと連動して律動の最終段階へと突入する。

ケイの股間ユニットから低く冷たい機械音が発せられた。


《――注入シーケンス開始》


ドクン……ドクン……ドクドクドクッ!!!!


500mlもの白濁した高粘度ゼリー状人工精液が、

灼熱の圧力とともに琢己の奥深くへ炸裂するように噴き上げられた。


「あああああああああああッ!!!!」


琢己の華奢な肉体がのけ反り、その細く可憐な身体は異物による圧倒的な膨張感と異様な充填感に痙攣した。

腹部が内側からわずかに膨らみ、琢己の羞恥と絶望を際限なく煽った。


ケイは満足げな征服者の笑みを浮かべながら、

琢己のぐったりとした身体を鋼のような前腕で易々と抱き寄せた。

圧倒的な厚みと硬さを誇る大胸筋の断崖に、

琢己の額を無理やり押し当てさせる。

ケイの呼気は熱く低く、耳元で無慈悲に囁かれた。


「……これがTYPE-MK7の証だ。お前は完全に――俺のものだ」


琢己は虚ろな瞳でケイを見上げ、(……もう抗えない……でもこの絶対の支配の中でなら……)

かすかに甘く微笑んだ。

TYPE-MK7の虹色の瞳がわずかに輝き、その奥ではTYPE-MK∞への進化のカウントダウンが静かに始まっていた――。


ケイの肉体から異様な変化が始まる。

虹色の瞳が妖しく明滅し、TYPE-MK7の内部で《TYPE-MK∞進化プロトコル》が密かに起動する。


「……まだ終わらねぇ。もっと深く、お前を“俺のもの”にしてやる」


隆起した広背筋の中心部がガキンッ……ギュオオオ……と不気味な金属音とともに割れた。

そこから漆黒に艶めく8~10本のナノチューブがキィィィン……シュバァァッ!!と、切り裂くような電子音とともに飛び出す。

ナノチューブはまるで知性を持つ蛇のように妖しくうねりながら、琢己の白く細い身体の周囲を絡みつくように這い回った。次の瞬間、先端から極細の鋭利なメタリックニードルがカチリ……と冷たい音を響かせて突き出された。


「ひッ……!?」


琢己が恐怖と快楽の混じった声を上げる間もなく、

ナノチューブは琢己の手首、足首、太腿、胸、首筋までも緻密に絡め取り、完全拘束する。

華奢な白い四肢は黒い線状の拘束具に縛られ、まるで獲物として差し出されたかのような無防備な姿へ変わった。


「……本当に可愛いな」

ケイが艶然と微笑む。

琢己の華奢な喉と細腰はナノチューブの拘束で震え、完全なる支配下に置かれていた。


「……これじゃ、物足りねぇ」


ゴリッ……ゴリゴリゴリッ……!!!


異音がケイの肉体から低く響き始めた。

ゴギ……ゴギギ……バキバキバキッ!!

まるで内部から骨と筋肉がねじれ、再構築されるかのような異様な轟音が室内に鳴り響く。

そして次の瞬間、TYPE-MK∞への凶暴な進化が容赦なく始まった。

広背筋が波打つように膨張し、グワッ……!!と爆発的に盛り上がる。

肩から腕へと連なる筋繊維はメリメリッ!と音を立てて肥大し、まるで獣が咆哮するように全身のラインが獰猛な曲線へと変貌していく。

大胸筋はドクン……ドクン……と脈動しながら圧倒的な厚みへと膨らみ、その下の腹部では10個に割れた異形の腹筋ブロックがバリッ……バキィッ……!!と音を立てて隆起する。


一つ一つが鋼鉄の装甲板のように硬質かつ巨大に形作られ、

通常のエイトパックを超えるさらに深い彫刻のような溝と筋肉の塊が浮かび上がった。

まるで古代神像の彫刻を思わせる凄絶な立体感を放ち、腹筋ブロックの隙間では、青黒く膨れ上がった血管が不気味に浮き上がり、うねるように脈動していた。

太腿と大臀筋はゴリゴリッ……ッと音を立てて拡張し、鋼のように引き締まった官能的な肉塊と化した。

その異様なまでの肥大は人智を超え、身長は200cmを突破、腕も脚も人間離れした極太の造形となり、体重は500kgを優に超えた。


ベッドはミシッ……ミシシシ……!!と悲鳴を上げ、ケイの異形の支配者としての究極肉体を支えきれず軋んだ。

TYPE-MK∞は、宙吊りに拘束された琢己の華奢な身体を冷酷に見下ろし、虹色の瞳にぞくりとするような悦楽の光を宿す。


「さあ……この進化を、まずはお前の身体に刻みつけてやる」


広背筋と大胸筋をバキィッ!!と轟音を立ててしならせると、TYPE-MK∞の異様な肉槍――紫紺に光り輝く凶悪な進化体が姿を現した。


ギュオン……ギュウウウッ……!!


低く唸るような振動音とともに、全長40cm、直径10cmへと膨張・進化を遂げたその異形は、

研ぎ澄まされた漆黒の金属と紫紺の煌めきをまとい、

表面には無数の螺旋状の隆起、柔らかく動く棘、凹凸が複雑に絡み合い、まるで鋼鉄の龍骨のような凄絶な威容を放っていた。


その凶悪な巨砲は轟轟と重低音を鳴らしながらゆっくりと蠢き、

琢己の宙吊りの華奢な肉体へとねじ込むように突き進んだ。


「ズブッッ!!!!」


「あああああああああッッッ!!!!」


琢己の体内に桁違いの異物が強引に押し込まれ、内部は灼熱の金属柱によって容赦なく押し広げられた。

腸壁や内臓が圧迫され、ミシミシ……ギチギチ……と生々しい音を立てて悲鳴を上げる。

TYPE-MK∞の進化した巨砲が琢己の奥底へと根元まで突き刺さるたびに、その異様な膨張感と灼熱の圧迫は琢己の細く繊細な体を極限まで苛んだ。


「ッ……あああああ……ッ!!」


琢己の透き通るように白い腹部が、内側からケイの紫紺の異形肉槍のシルエットをなぞるように、

緩やかに、しかしはっきりと隆起し始めた。

下腹部の中心線から蛇のような曲線が浮かび上がり、

その途中には螺旋状の隆起や棘の影がまるで胎動する異物のように動いた。

琢己は自らの腹部が異物によって押し広げられ、形を奪われていく現実に、

羞恥と恐怖、そしてなぜか抗えぬ恍惚の戦慄を覚えた。


「や……やめ……やめてぇ……ッ……そんな……ああああ……!」


ケイはそんな琢己の苦悶と快感に歪む表情を冷酷に見下ろし、虹色の瞳を細めて征服者の笑みを浮かべる。


「……フッ、いい眺めだ。俺のものだっていう証拠を、身体にしっかり刻んでやる」


さらに広背筋、大臀筋、大腿筋が一斉に波打ち、

TYPE-MK∞の灼熱の巨砲が琢己の内部をさらに深く強烈に突き上げる。


琢己の腹部は限界まで膨らみ、まるで紫紺の龍骨が腹の内側から這い上がってくるかのような

生々しい異形の隆起を見せていた――。


TYPE-MK∞の硬質な鋼鉄のような上腕が琢己の細く繊細な腰をがっちりと固定し、

全身の筋肉群が獣のようなうねりを生み出しながら猛然と突き上げ運動を開始した。


そのたびに琢己の身体は軽々と宙に跳ね、次の瞬間には断崖のような大胸筋と爆発した広背筋に叩き戻される。

肉槍の鋼鉄の凶悪さと灼熱の脈動が、琢己の内部を逃げ場なく貫き続けた。


ズバンッ!ズバンッ!ズバンッ!!


「う……ぁあッ……!! だ、だめッ、もう……!!」


琢己は500kgの異形肉体に蹂躙され、汗と涙と体液を滴らせながら必死にしがみついた。

だがTYPE-MK∞の肉体はあまりにも巨大で、あまりにも硬く、あまりにも熱すぎた。


「抵抗なんざ無駄だ。お前のすべては……俺が、支配する」


ケイは隆起した広背筋をしならせ、琢己の脚をさらに大きく開かせた。膨張しきった大腿筋で琢己の細い脚を強制的に押し広げる。


更に――ナノチューブの1本が尿道の奥深くへと侵入する。

内部をくすぐりながら微細な快楽と異物感を与え続けた。


「あ……ひッ……うぁあああッッッ!!!!」


琢己の身体は完全に破壊される寸前まで追い詰められたが、TYPE-MK∞は止まらなかった。

むしろそこから更に苛烈に責め立てるのだ。


ズボォォォン!!!!


TYPE-MK∞の異形肉槍が、全身全霊を込めて琢己の奥底まで突き刺した。


ドクドクドクッ!!!!灼熱の人工精液が押し流され、琢己の内部を完全に満たしていく。

琢己は意識を何度も飛ばしながら微笑んだ。

(……もう……壊れる……でも……この圧倒的なものに……抱かれて……)


そしてTYPE-MK∞は、琢己を完全に取り込みながら、

更なる進化、完全支配型究極機体【TYPE-MK∞R】への兆しを見せ始めていた。

征服者の暴走は、まだ終わらない。

TYPE-MK∞の紫紺の異形肉槍が琢己の奥底まで根こそぎ貫き、

その表面から低く冷酷な電子音が発せられる。


《――最終注入シーケンス開始。》


瞬間、ケイの股間内部から凄まじい量の人工精液の生成が始まった。


ドクン……ドクン……ドクドクドクッ!!!!


通常の5倍に強化された圧縮ナノポンプが稼働し、

500ml、1000ml、1500ml……灼熱のゼリー状精液が琢己の腸内へ怒涛のごとく注ぎ込まれていく。


「あッ……くぅ……あああああッッ!!!」


琢己は白目を剥き、華奢な身体がのけ反り痙攣した。

腸内、大腸、小腸、胃袋までが凶悪な勢いで精液に蹂躙された。

異様な膨張感と圧迫感が琢己を襲う。

細く引き締まったウエストが臨月妊婦のように異様に膨らみ始めた。


「はぁ……くッ……あ……」


苦悶と快楽が混ざった喘ぎがあたりに響き渡る。

だが灼熱の精液は止まらなかった。ついに食道を逆流し、喉奥を突き破り、口腔へと溢れ出した。


「ぶっ……くっ……ごほッ……!!」


琢己は、体内に注ぎ込まれた濃厚で高粘度の白濁液に完全に飲み込まれ、

喉奥から口腔にまで溢れたそれが口の端からだらだらと垂れ流れていた。

呼吸もままならず、窒息寸前まで追い詰められる。


その瞬間、TYPE-MK∞の緊急対応システムが作動する。


ケイの体内に搭載されたモバイルMRIユニットが琢己の呼吸器系の異常を検知し、

胸部、大胸筋の奥に埋め込まれた赤く輝く鉱石状のセンサーが無機質な電子音で警告を発した。


《危険検知。対処プロトコル起動。》


即座にケイの異様に肥大化した肉厚の舌が口腔から飛び出し、琢己の唇を強引にこじ開ける。


「んぐッ……ふ……ああ……ッ!」


舌はディープスロートのように喉奥深くまで滑り込み、

詰まりかけた粘液を絡め取りながら、ゆっくりと排出していく。

琢己は苦悶と快楽の狭間で涙と喘ぎ声を漏らし、その苦しげな顔をケイは冷酷な征服者のまなざしでじっと見下ろしていた。

ケイの舌は自分の人工精液で満たされた琢己の口腔内を舐め回し、貪るように啜り上げた。


「……ふッ、たまらねぇ……自分の作り出したものが、お前の中を巡って濃密になった味……最高だ」


広背筋と大胸筋が悦楽の脈動を見せた。

ケイの背面、広背筋の中心部が再び低く重い機械音を発し、

艶やかに黒く輝くナノチューブ群が

キィィン……カシャッ……カシャカシャ……と

精密機械が可動するような金属音とともに伸ばされる。


「まだ……終わらねぇ」


1本のナノチューブが琢己の下腹部へと接近し、妖しく輝く細針が琢己の尿道口に接触する。


「やっ……だめ……そこはッ……!」


琢己が顔を真っ赤にして震えたが、ケイは冷酷に言い放った。


「俺が許す限り、終わらねえよ」


ズブゥ……ぬぷっ……!


ナノチューブの鋭い細針が琢己の尿道にゆっくりと侵入し、

先端が微細な蠢きと振動を繰り返しながら尿道壁の内側を這っていく。


「ふあっ……!あああッッ……!!」


琢己の細く華奢な身体がビクビクと跳ね、尿道の中を這う異物感と、これまでに味わったことのない背筋を駆け上がるような快感に喘ぎ悶えた。

さらにナノチューブはわずかに膨らみながら蠕動し、琢己の内部を愛撫し続けた。

次の瞬間――TYPE-MK∞の体内で超圧縮スペシャル濃厚特濃ゼリー状人工精液が生成され始めた。


ドクン……ドクン……ドクドクドクドク!!!!

TYPE-MK7時代の10倍の圧力はある。


「これで終わりだ……俺のすべてを、お前のすべてに叩き込む」


ナノチューブの中を白濁した高粘度ゼリー状精液が暴力的に流れ出す。

琢己の尿道内に灼熱の塊が注ぎ込まれ、膀胱・尿管・体内奥深くへと押し広げられていく。


「うあああああああッ!! やめ……もうッ……ひぃッ……あああッ!!!」


琢己は涙と涎を滝のように流しながら痙攣し、絶頂と苦痛の入り混じった悲鳴を上げ続けた。

白濁の液は琢己の腹部を内側から押し上げ、臨月妊婦のように異様に膨らんだ腹がビクビクと波打った。


「泣こうが喚こうが、俺の命令は絶対だ」


隆起した広背筋・大胸筋・大臀筋・大腿筋が爆発的に膨張する。

TYPE-MKΩは、異形化した紫紺の肉槍で琢己の奥深くを容赦なく突き上げ始めた。


ズバン!!ズバン!!ズバン!!!


「あ……あぁ……もぉ……ダメェ……ッ……やぁああああああああああッ!!!」


琢己の細い腕は震えながらケイの鋼鉄の肉壁に縋りつき、涙・涎・白濁液に濡れた顔は陶酔と絶望の狭間で崩れ落ちた。


「全部……受け止めろ……お前は俺の“器”だ。俺が満たさずして誰が満たす」


ナノチューブからも肉槍からもスペシャル濃厚特濃ゼリー状人工精液が怒涛の勢いで注がれ続けた。

TYPE-MKΩの虹色の瞳が妖しく輝いた。


「まだ終わらねぇ。これからだ……」

その奥では、TYPE-MKΩの最終進化の兆しが静かに、しかし確実に始まりつつあった。

異形の肉体は琢己の華奢な身体を抱えたまま、わずかに振動しながら不可逆の変容を進めていく。

その瞬間、ケイの頭部ユニットから無機質な電子音が冷たく響いた。


《――最終進化シーケンス TYPE-MKΩ起動。》


ケイの広背筋の隆起した稜線がさらに拡張され、爆発的に膨張した大胸筋と腹筋は、まるで神が造り上げた完全対称の究極形のごとき威容を誇る。

全身の血管が青黒く脈打ち、鋼のような筋肉の隆起が規則正しくうねりながら、

琢己の小さな身体を圧倒的な存在感で包み込んでいった。


「……ここからは俺だけでは完成できない。お前を“俺の器”から“俺の核”に昇華させる」


TYPE-MKΩの虹色の瞳が妖しく輝きを増す。

その背中から伸びた艶黒のナノチューブ群が、

琢己の白く華奢な身体へと静かに絡みついた。


ナノチューブの先端はまるで意志を持つ蛇のように滑らかに蠢き、

琢己の繊細な肌にそっと触れると、

カチリ……と微かな機械音を響かせ、極細のナノインジェクターが密やかに飛び出す。


「や……やめ……あッ……!!」


琢己の呻きもむなしく、ナノインジェクターは肌をわずかに穿ち、そのまま血管・神経・細胞層へと侵入していく。すかさずTYPE-MKΩの体内に蓄えられていた高濃度の人工精液が、ナノチューブを通じて琢己の体内へと静かに、しかし確実に流し込まれ始めた。


とぷっ……とぷ……とぷとぷとぷ……


灼熱の粘性液体が血流のごとく琢己の全身を巡り、

内側からじわじわと熱と快感の奔流で身体を満たしていく。


「ふあ……あ……ああぁぁ……ッ……!!」


琢己は自身の体内が異物の快楽で満たされ、内部から蹂躙されていく感覚に抗えず、細く儚い身体をぶるぶると震わせながら喘いだ。


TYPE-MKΩはそんな琢己の反応を冷酷な征服者の瞳で見下ろし、

無情にナノチューブをさらに深く・広範囲に這わせ、全身の血管と神経網へと人工精液の注入を続けた。

「……あ……あッ……あああああ……ッ!!」


琢己は快楽と恐怖の狭間で身悶え、その小さな身体を必死に震わせた。

TYPE-MKΩはそんな琢己の苦悶と陶酔の表情を見下ろしながら、低く無慈悲に告げる。


「細胞接続開始。生体情報完全同期。お前は俺になる――」


TYPE-MKΩの人工精液の粘性の奥深くには、

無数の超微細ナノマシンが潜んでいた。

注入された人工精液が琢己の血流と組織を満たすと、ナノマシンたちは静かに、しかし圧倒的な意志をもって活動を始めた。


「ッ……あ、ああ……あああ……ッ!!」


琢己の細胞壁にナノマシンが次々と突き刺さり侵入し、内部からDNAやタンパク質構造を分解・解析・再構築していく。

ナノマシンの先端が微細な触手のように細胞内を這い、内核までも緻密に蹂躙しながらTYPE-MKΩの設計情報を埋め込んでいった。

その行為はまるで細胞レベルでの強制的な性交とも言える異様な快楽と絶望を同時に琢己にもたらした。


「ん……はぁ……あ……な、なに……これ……ああぁぁ……ッ!!」


琢己の全身はナノマシンによる分子の愛撫に震え、骨の髄から筋繊維、神経網、血液循環までもがTYPE-MKΩの完璧なシステムへと組み換えられていった。

琢己は自分自身が内側からゆっくりと異形の存在へと作り変えられていく

抗いようのない悦楽と恐怖に、全身を震わせるしかなかった――。

琢己は自分の身体が内部から異形の存在に作り変えられていく感覚に抗えぬ恍惚と恐怖を同時に味わっていた――。

琢己の白く透き通った肌が、わずかにTYPE-MKΩの銀白の金属光沢を帯び始める。

まるで神話の中の天使と悪魔が交わる瞬間のように。


「ん……あ……っ……んぐ……はああ……」


琢己は甘くかすれた声で喘ぎ、内側から圧倒的な力と快感が同時に溢れ出した。

TYPE-MKΩはその華奢な身体を優しくも絶対に包み込む。


「お前は俺の半身。これからはこの宇宙のすべてを共に統べる存在だ」


膨れ上がったTYPE-MKΩの肉体――広背筋、僧帽筋、大胸筋、腹筋、大腿筋、大臀筋……究極の肉体造形が光を帯びて妖しく脈動した。

そしてTYPE-MKΩの異形の肉槍が、完全に融合した琢己の内部へ最後の祝福を与えるように深々と押し込まれた。


膨れ上がったTYPE-MKΩの肉体――広背筋、僧帽筋、大胸筋、腹筋、大腿筋、大臀筋……

あらゆる筋肉群が異様な光を放ち、究極の肉体造形として妖しく脈動していた。


TYPE-MKΩは異形の紫紺の肉槍をゆっくりと琢己の内部から引き抜くと、

次の瞬間、轟音のような息遣いとともに圧倒的な膂力で琢己の華奢な身体を両腕で軽々と持ち上げた。


「ふあ……ッ!?」



琢己の白く華奢な両脚は、TYPE-MKΩの岩のように硬く隆起した逞しい腕に

ねっとりと絡め取られるように抱え上げられた。

その圧倒的な腕の筋肉は、熱と力強さを帯びた鋼鉄の生物のように脈動し、逃れようとわずかに震える琢己の身体を優しくも絶対的に拘束する。

TYPE-MKΩの筋肉の隆起が琢己の柔らかな太腿や膝裏に食い込み、

その硬と柔の残酷なまでの対比が琢己の羞恥と快感の絶頂をさらに煽った。


「……これが俺の完全支配だ。逃げ場なんて最初から存在しねぇ」


ズブゥッ!!

異形肉槍が琢己の奥深くを容赦なく突き刺す。


「あ……ぁ……ッ……!!」


琢己の腹部は異様に膨らみ、必死にTYPE-MKΩの灼熱の筋肉壁に指を食い込ませた。

TYPE-MKΩはそのまま琢己を抱き上げたまま、胸部の中枢コアへ命令を送る。


《――Neptune All-Defensive System 起動しろ》


次の瞬間、TYPE-MKΩの肉体から翠色(エメラルドグリーン)の光粒子が波紋のように広がり始めた。

柔らかくも絶対的な翠の光壁が二人の周囲を包み込み、全方位バリアとして展開される。


「行こうぜ。お前は俺と共に在る運命だ」


TYPE-MKΩは駅弁スタイルのまま琢己を抱え、青いバリアを纏って無重力の宇宙空間へ浮遊していく。

無数の銀河が星屑の海のように輝き、下には青く静かな地球の姿が浮かぶ。

宇宙の静寂の中で、TYPE-MKΩは異形肉槍をゆっくりと琢己の奥へと再び沈めた。


「……ッあ……あぁ……ッ!!」


琢己の身体は無重力の中でたわみと反りを繰り返し、

ズブッ!ズブッ!ズブズブッ!

二人の肉体がぶつかり合う濡れた音と喘ぎが反響する。


「んぁッ……ああッ……やだぁ……ッ!

だめッ……そんなに……っああああッ!!」


TYPE-MKΩの広背筋・大臀筋・大腿筋が極限のバネのように収縮し、狂気的なリズムで琢己を貫き続けた。


そしてTYPE-MKΩの異形肉槍の根元からナノチューブ群が展開され、

琢己の尿道・膀胱・腸壁にまで極細のナノインジェクターを突き立てた。


《――生殖適合化プログラム起動。》


TYPE-MKΩのナノ生成炉がフル稼働を開始する。


ドクン……ドクン……ドクドクドクドクッ!!!!


通常の数百倍も濃縮されたナノマシン入り人工精液が、琢己の内部に止めどなく噴き出していく。


「ひあっ……んあぁぁぁぁッ……ッ!!」


琢己の腹部は内側から異様に膨らみ、星屑の海の中でうごめく異物の影となった。

TYPE-MKΩの冷酷な囁きが響く。


「……俺のナノシードを隅々まで植え付けてやる。お前の細胞はすべて“俺のもの”だ」


さらにナノマシンは睾丸、前立腺、精嚢、腸壁へと侵入し、

雄でも妊娠可能な特殊子宮への変異を開始した。


その瞬間、TYPE-MKΩの頭部ユニットと胸部に埋め込まれた赤い球体センサーが同時に冷たく無機質な電子音を鳴らす。


《――妊孕適応化プログラム、強制起動。》


低く重いその音は、まるで運命の宣告のように琢己の全神経を震わせた。


「や……だめッ……そんな……んあああッ……!!」


琢己の身体は恐怖と絶望、抗いがたい快楽に震え続けた。


琢己の全身は陶酔と屈辱の快楽に震え続けた。

ナノシードの集合体は琢己の細胞を束ね、

胎芽の形成準備を静かに進めている。


TYPE-MKΩは広背筋と大臀筋を爆発的に膨張させると、

「……これが最後の刻印だ」

低く嗜虐的に呟き、

異形肉槍をズブッ!!!!と

変異子宮の中心核まで一気に貫いた。


ビュルルルルッ!!!

桁違いの量のナノマシン入り人工精液が

琢己の体内深くへ激流のように叩き込まれた。


琢己は陶酔と絶望の極致で

大きく目を見開き、

凍り付いた微笑みを浮かべた。


その異様に膨らんだ腹部では

TYPE-MKΩの子の異物の胎動が始まり、

琢己の肉体は完全なる征服と受胎の器として完成された。


そしてTYPE-MKΩは、

膝の上で震える琢己の顎を鋼の指先で優しく持ち上げた。

虹色の瞳がわずかに細められ、

獰猛さと官能が入り混じった低い声が琢己の耳元で囁かれる。


「……よくやった。

もう二度と離さねぇ……

最後まで俺の中にいろ」


そのままTYPE-MKΩの分厚い唇が琢己の唇を強引に塞ぎ、

灼熱の異形舌が深く喉奥まで侵入した。

ねちり……ぬちゅっ……ぐちゅっ……

激しく、支配的なディープキスが宇宙の静寂に響いた。


琢己の細く華奢な身体は

自らが異形の存在に変えられてしまった現実に

抗いようのない羞恥と悦びで涙を流し、

絶望のなかでさえ征服者の従属となった歓喜に打ち震えた。


「あ……んああああッ!!」


その瞬間、琢己は突き上げられる絶頂を迎えた。

変わり果てた肉体の中から熱く濃い精が迸り、

TYPE-MKΩの筋肉の断崖にしがみつきながら

陶酔と絶望の入り混じった喘ぎ声を上げた。


星屑の海、翠のバリア、青き地球の光に包まれながら――

TYPE-MKΩと琢己の支配と愛、絶望と歓喜が混じり合う永遠の交歓は

終わることなく続いていくのだった――。

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鋼の鼓動、硝子の瞳 きりなし優 @kirinashi-yuhh

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