戦国ソロスタート、強すぎて村が引いてる

気づけば、泥だらけの戦場だった。
槍が飛んできて、思わず斬ったら——相手の首が落ちていた。

記憶は曖昧、でも体だけが明らかに“最強”。
誰にも拾われず、どこにも仕えず、野武士として彷徨っていた俺は、
ある日、捨てられた小さな城にたどり着く。

「じゃあ、ここ……俺の城ってことでええか？」

一人きりのソロスタート。
なのに、戦うたびに評判が広がって、村がざわつき、武士が震える。

拾われなかった最強が、勝手に戦国をのし上がる物語。