ロリサキュバスとサキュバスシーシャバーに行きたかった話

　大学進学を機に始まるはずだった長谷川鳴海の一人暮らし生活は、とあるサキュバスとの出会いによってあっけなく瓦解。

　サキュバスの名はリリィ。幼児体型と、ハチャメチャな性格のせいでどう見ても子供にしか見えないのだが、しっかり成人しているらしい。
　彼女は留学のために魔界より来日し資格取得のため、現在エッチの相手を探して奔走しているのだが、どうやら首尾よくいっていない様子。
　原因は明白だった。法治国家日本において、ロリは不利極まりない要素である。処罰を恐れて、彼女の相手となってくれるような男性が現れない。たとえ合法であっても、見た目がアウトなのである。

　さて、男日照りが長引いて焦りを覚えたリリィは、いまだ「友達」どまりの青年、鳴海にあることを持ち掛ける。
「サキュバスシーシャバーに行って…続きを読む