2人のやり取りのバランスが最高です!

この作品は、魔法使いによる突然の大量虐殺で世界が崩壊した後の、「生き残ってしまった男」と「謎めいた少年」の奇妙な相棒劇です。


どこか飄々とした主人公と、何を考えているのか分からない少年のユーモラスでちょっとズレた掛け合いが絶妙!


重い世界観なのに、なぜか笑えてしまう空気感がクセになります。


「異能」や「模倣使い」という言葉の不気味さと、「この世界が壊れたのはどうやらぼくのせい」という一文が醸す不穏さが、想像をいい意味でかき乱してくれます。


この物語がどこへ転がっていくのか、まったく予想できないのが面白いです!

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