概要
繋がりがある七不思議は、なぜ広められたのか
禁足地——立ち入ってはいけない場所。
聖域である他に、未知の危険が潜んでいる為、足を踏み入れれば死に直結する場所。
近年では、建物の一角や街の一部が市井の人々によって突然『禁足地』に指定される事象が多発している。
しかし、なぜそこが『禁足地』となったのかは、不思議な事にあやふやではっきりしない。
そのため禁足地調査は、禁足地に指定された原因を解き明かす為に行われる。
そして調査結果により、可能であれば禁足地指定の解除を行う。
私、夜雲《ヤクモ》志郎《シロウ》はそんな禁足地調査を生業としている自称・霊能者だ。
そしてこれは、私がS中学校を調査した時の記録。
聖域である他に、未知の危険が潜んでいる為、足を踏み入れれば死に直結する場所。
近年では、建物の一角や街の一部が市井の人々によって突然『禁足地』に指定される事象が多発している。
しかし、なぜそこが『禁足地』となったのかは、不思議な事にあやふやではっきりしない。
そのため禁足地調査は、禁足地に指定された原因を解き明かす為に行われる。
そして調査結果により、可能であれば禁足地指定の解除を行う。
私、夜雲《ヤクモ》志郎《シロウ》はそんな禁足地調査を生業としている自称・霊能者だ。
そしてこれは、私がS中学校を調査した時の記録。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!学校の七不思議とは、解き明かせる謎である。
本作は、ミステリーのように物語が進行します。
現象が起きた理由。
起きた事柄関連する要素。
学校の七不思議を集めることで物語が展開するのです。
読み進めると、一つ一つ怪異の成立ちと起きた事象の真相が解かれる。
本作を読む者は、その過程と謎の解明に惹きつけられることでしょう。
読み解く主人公、自称霊能者という夜雲志郎。
独特な特徴と存在感。そして常人とは些か異なる能力を持つ彼。
しかし、夜雲は万事一切を即座に解決できる万能のヒーローではありません。
禁足地調査を生業とする彼は、怪異の発生原因を仮定し理路を組み、証言を集める。
怪談の伝播する機序を明らかにする。
そんな堅実な手法で事件…続きを読む - ★★★ Excellent!!!誰もが知っている学校の七不思議。それが思わぬ『貌』を見せ始める
また、ホラーというものの可能性が切り開かれたような感じがしました。
霊能者の夜雲を主人公とし、「幽霊絡みの超常的な事件」を追いかけるというストーリー。
夜雲は「禁足地となった学校の屋上」に潜む怪異の正体を探ろうと、学校の生徒たちから話を聞いていくことになります。
そして「学校の七不思議」などが紐解かれて行くことになりますが、その過程がまた面白い。
いわゆるモキュメンタリーのような手法で、「学校の怪談」が読まれて行くという手法。この感じがまた新鮮でした。
モキュメンタリーという手法を取ることにより、「学校の怪談」という素材が「現実に起こった事件」として解体されていき、思わ…続きを読む