妖精のいる家

都会の暮らしに疲れ、癒しを求めて自然の多い地方に移住することにした私。いわゆるIターンだ。

だけど、破格の値段で購入した古民家には昔から妖精が棲んでいるらしく、移住したその日からちょっとした怪現象が起きるようになった。
……もっとも、実害があるわけではないので放置していたのだが。

そんな生活が続いたある日、我が家で事件が発生する。
しかし、妖精が助けてくれたおかげで無事に解決。
その事件をきっかけに私と妖精は互いを家族だと認め、仲良く暮らすようになるのだった。