概要
心に深い傷を負った者、心に昏い炎を灯す者たちが傷を舐めあう。そんな物語
〈不定期更新:カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト中間選考掲載作品〉
主人公、須藤優理は最愛の妹の脳死が原因で自身の人生に絶望し死を決意するも、異世界の女神に世界を救う代わりに1つ願いを叶えるという契約を持ちかけられ、一縷の望みをかけて異世界へと向かう。
全ては我が最愛の妹、杏奈のために…
主人公、須藤優理は最愛の妹の脳死が原因で自身の人生に絶望し死を決意するも、異世界の女神に世界を救う代わりに1つ願いを叶えるという契約を持ちかけられ、一縷の望みをかけて異世界へと向かう。
全ては我が最愛の妹、杏奈のために…
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!救いたい妹がいる。だから少年は、“壊れたまま”異世界へ行く。
特にプロローグ、ただの異世界転移じゃなく「妹を救うための延命契約」なのがあまりにも苦しい。ユーリが“自分の幸せ”を完全に諦めてるのも痛々しくて、だからこそ女神が「今度は自分の幸せを探して」って言う場面がすごく効いてました。あと害悪属性の設定がめちゃくちゃ良いです。虚像・発狂っていう、勇者っぽさから一番遠い能力を引き当てるの、世界観の残酷さと主人公の不安定さが綺麗に噛み合ってる。
それなのに、風呂場転移とか国王との掛け合いで急に空気が緩むのも好きでした。重すぎるだけじゃなく、ちゃんと会話劇で読ませてくれる作品ですね。