魔力ゼロの侯爵令嬢、カリナ=オルデウスが死刑を回避し運命を変えようとあがく物語。
カリナは宝玉を装備して魔力の増強を図り、王太子と婚約するも、なんと婚約者を聖女に略奪されてしまう…!と言う物語なんですが、ヒロインのカリナ=オルデウスの名前の収まりがとっても良いのと、文体にほのぼのしたところがあるので、とても読みやすい作品だなと思いました。
婚約者を略奪されるシーンは読んでいてかわいそうになっちゃうんですが、冒頭の魔王様とのほのぼのしたやりとりがとてもよかったですね。
これを伏線にカリナちゃんが運命を切り開いて、素敵なシンデレラストーリーになるように応援しています!
魔力ゼロというだけで家族から虐げられ、最期は無実の罪で断頭台へ……というあまりにも理不尽で切ない導入から、一気に物語に引き込まれました。
「はるか昔に封印された魔王の秘密」というオルデウス家の裏に眠る重厚な世界観が非常に魅力的で、今後の展開へのワクワク感が止まりません。
タイムリープしたカリナに残された時間は、わずか3日。迫り来るタイムリミットの中で、「もう二度と悔し涙は流さない、必ず生き残る」と冷徹なまでの決意を固める彼女の姿に、胸が熱くなりました。
優しい魔王さまとの出会いが、彼女の孤独な人生をどう変えていくのか。カリナの逆襲とこれからの幸せを、全力で応援しながら読み進めたい作品です!