概要
留学の頃の話です。
一万字に収まり切らないことは多く、他にも愚かだったこと、周りとの葛藤、その他のことはありました。
自分を正当化したり、美化しているのではないだろうか、という想いや、書く文章を選ぶことで相反する思いが表れていない箇所もあると思います。
誰かに聞いていただくことは、自分勝手ではありますが、何かが変わることで、書きました。
読まれるかどうかに関わらず、言葉にすることは、何かしらの力がありました。
公開の是非も迷いました。
しかし、酷い状態の初稿を読んでいただき、公開の決意に至らせて下さったカクヨムのお仲間に心より感謝申し上げます。
お優しい方が多いカクヨム繋がりの皆様は色々と思われるか
おすすめレビュー
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作者の蜜柑桜さんがヨーロッパに留学され、そこでさまざまな知識と教養を身につけてこられたことは、そのエッセイや物語からうかがい知ることができます。
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蜜柑桜さんの作品には、文章にも物語運びにも、ある種の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それでも生きる、貴女の姿が美しい。
これは作者様の実体験に基づくエッセイで、最愛のお父様をご病気で亡くされたという身につまされるようなお話です。もちろん愛する人との死別を扱うお話ですので、正直言って重いお話です。
長いこと生きていると、避けられないのが誰かとの死別。こればかりはどう足掻いても仕方がなく、これだけ発達した現代医療でも未だに無くすことはできていません。
誰しもがそうとわかってはいるのですが、しかし、一体どれくらいの人がそれを覚悟して日々生きているのでしょう。
いつか最愛の人とも別れる時がくる。でもその「いつか」はいつ来るのか誰にもわからない。別れが近いと気がついた時はもう、その終わりが見えてしまっている…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「人はいずれにせよ、別れなければならないのですね」
楽しい時も辛い時も寄り添ってくれた大切な人。
これから一緒にやりたい事が沢山あった大切な人。
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そして……そんな大切な人を、置いていかなくてはならないとしたら。
あなたはどうしますか。
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「神は私たちを耐えられないような試練に遭わせることはなさらない」と、有名な書物に載っていたが、
なぜ神様はこんなに厳しい試練ばかりを与えるのだろう、と思わせる人達がいる。
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…続きを読む - ★★★ Excellent!!!耐えきれない良心の呵責を抱えている方へ
つらいことや悲しいことが起きたとき、人は誰かに話さずにはいられません。しかし、内容が話しづらいものだった場合、親しい人に伝えることを躊躇してしまいます。
心の中にしまい続ける思いは、だんだんと身体をむしばんていくもの。沈黙を破った作者さまが語るのは、留学時の話でした。
異国での経験をもとにされた作者さまのエッセイや小説を、数多く読ませていただいていましたが、初めて知る経緯に惹き込まれていきました。
悔やみきれないこと、あがいても報われないこと。
目を逸らしたくなったり美化してしまいたくなったりすることも、飾らない言葉で綴られていて胸を打ちます。
読後に作品のキャッチコピーを再度見て、きっと…続きを読む