海賊女王テウタの生き様を活き活きと描き切った、素晴らしい短編小説です。

伝説は誇張されているからこそ、後世に残るのだと思います。

紀元前290年代を生き抜いた、主人公の海賊嬢王テウタにしても、残された資料も少ない中から、歴史的事実と虚飾を見事に切り分けた、本作に惜しみない賛辞を送ります。

本作を読む時、和田竜先生の『村上海賊の娘』を思い浮かべます。
歴史の息吹を感じる作品です。

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