魔力はない、信念はある
- ★★★ Excellent!!!
思わず「この子、ほんとに王女かよ」と呟いてしまいました。
魔力ゼロ。それだけで切り捨てられる世界で、ノアコは「じゃあ別の手でやってやる」と真正面から仕組みに喧嘩を売ります。しかも武器は“超科学”と“商才”。その選択がもう、たまらなくカッコいい。
崖っぷちのシーンで垣間見える彼女の「しぶとさ」と「諦めなさ」は、一発逆転のカタルシスじゃなく、ここまでの人生がにじみ出る重みがありました。
なんというか、華やかさよりも、生きる知恵と根性の人なんですよ、ノアコって。
この先、彼女がどうやって世界と渡り合っていくのか、本気で応援したくなる。
そういう意味で、「推し」ってこういうキャラなんだなって思います。