概要
祀ろわぬ神、堕ちて祟神と成る。
この國には古から八百万の神々が座す。
奉祀する事も調伏する事も叶わない、所謂
『祀ろえぬ神』が存在する。それを代々に
於いて管理する『神籠』更には『神殺』と
呼ばれる血に由来う者達がいる。それは
日本の国家機密の中でも最も秘匿される
『特級重大機密事項』に属す。
『根古間神社祭禮』氏子語り。企画会議の
筈が怪談会になったっけ、大トリにオレが
話す流れになったべや。本当は余り大きな
声では話せないっけ、他所で言うなよ?
奉祀する事も調伏する事も叶わない、所謂
『祀ろえぬ神』が存在する。それを代々に
於いて管理する『神籠』更には『神殺』と
呼ばれる血に由来う者達がいる。それは
日本の国家機密の中でも最も秘匿される
『特級重大機密事項』に属す。
『根古間神社祭禮』氏子語り。企画会議の
筈が怪談会になったっけ、大トリにオレが
話す流れになったべや。本当は余り大きな
声では話せないっけ、他所で言うなよ?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!宗教は、信仰は、政治の道具か……?
世の中には実にさまざまなお仕事があるものでして……
この物語に存在しているのは「神殺し」
それも……国から依頼されるお仕事のようです。
特急国家最高機密事項らしいので、あまりこの職業のことを口にするのはやめた方が良いでしょう。
サテ?
日本にはご存知の通り、八百万の神と呼ばれるほどに神様に守られておられる国にございます。それがなぜ……なぜ、神殺しなどという職業があるのでしょう?
なぜ?それを国が命じるのでしょう……?
主人公が神職になる前。学生をしている頃にございました。国の関係者がやってきまして……緊急の事態だそうで同行願うとのことで、有無も言わさず連れていかれ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「祀ろえぬ神」と「神殺」と国家の歴史
おもしろかった。
日本には古代から調伏できない「祀ろえぬ神」がいる。
国家は神の管理を神籠に命じ、管理できない神は神殺に処理させた。
これは「特級国家最高機密事項」とされる。
……冒頭にこの男心をくすぐるワードが出てきてゾクゾクした。
主人公は神殺の一族の末裔である。
国の方針が変わったため祀ろえぬ神が復活する。
主人公は「あること」を本家の人間に依頼されるが……
「祀ろえぬ神」とはどういう存在なのか?
冒頭から立ち込める独特の禍々しい空気感や、祀ろえぬ神は「異教の神」という言葉がそのヒントになると思う。
短編とは思えないスケールと、19世紀の英国怪談に通じる重厚な雰囲気を堪能した。…続きを読む