概要
破門皇帝による破門十字軍、無血により聖地を回復す。そしてその裏に――
神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世は、シチリアのパレルモを本拠として、南イタリアの発展に尽くしていた。ところが、教皇からの命令で、十字軍遠征を強要される。何度ものらりくらりとかわしていがフリードリヒ2世だったが、とうとう痺れを切らした教皇により破門、ついに十字軍を興すことを決意、破門されたまま聖地へと向かった。
破門皇帝による破門十字軍と揶揄されていたが、フリードリヒ2世は聖地を取り戻してしまう。それも、無血で。
――これは、そんなフリードリヒ2世と教皇庁の暗闘の一幕である。
破門皇帝による破門十字軍と揶揄されていたが、フリードリヒ2世は聖地を取り戻してしまう。それも、無血で。
――これは、そんなフリードリヒ2世と教皇庁の暗闘の一幕である。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!型破りな皇帝の歴史的偉業、その裏側では——
一二三〇年の神聖ローマ帝国を治めていた時の皇帝・フリードリヒ二世は、全く教皇の命令を聞かないため、とうとう破門されてしまう。そこで彼は、散々回避してきた聖十字軍の結成と聖地奪還のための進軍を開始し、教皇にあるものを進呈しようと宣言する。
破門十字軍とも呼ばれた第六回十字軍の顛末を描いた短編歴史小説。フリードリヒ二世の知識量とスマートな振る舞いに、終始痺れてしまいます。
歴史的な偉業を達成するためには、もちろん力も必要でしょう。しかし、それを持ち出す前に、相手のことを深く知り、それを上手く使うという方法もあったのだと、かの皇帝が教えてくれました。