概要
帝国に銃を並べるため、俺(英雄)は私(少女)となって成り上がる!
指揮官が勲章を私の胸に――こら鼻息を荒くするな。生唾を飲むな。付ける場所はもっと上だ、バカ者。ああ、なぜこんなことになったのか。
敵に悪鬼にも例えられた英雄たる将軍アーデルヘルム。彼は皇帝の信任も厚く、名誉という名誉を手にしていた。しかし、彼は銃砲の重要性を見抜けなかった。彼の言により銃を配備しなかった帝国は、銃を配備した隣国に攻め入られて散々に負ける。彼は祖国の再起の機会を願って『大事なものと引き換えに願いを叶える』という泉に身を投げる。
泉に棲まうものは彼の願いを叶えることにした。「でも、あっさり捨てちゃうくらいだから、キミにとって命はそんなに大事なものじゃないみたいだ。だから、こうしようか」
少女エルマとして過去の帝国に戻った彼は軍に入隊する。今度こそ帝国を勝たせるため、帝国に銃を並
敵に悪鬼にも例えられた英雄たる将軍アーデルヘルム。彼は皇帝の信任も厚く、名誉という名誉を手にしていた。しかし、彼は銃砲の重要性を見抜けなかった。彼の言により銃を配備しなかった帝国は、銃を配備した隣国に攻め入られて散々に負ける。彼は祖国の再起の機会を願って『大事なものと引き換えに願いを叶える』という泉に身を投げる。
泉に棲まうものは彼の願いを叶えることにした。「でも、あっさり捨てちゃうくらいだから、キミにとって命はそんなに大事なものじゃないみたいだ。だから、こうしようか」
少女エルマとして過去の帝国に戻った彼は軍に入隊する。今度こそ帝国を勝たせるため、帝国に銃を並
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!敗軍の英雄が転生して自分の誇りを壊す鮮烈な構図
第1話を読み終えて、構成の鮮やかさに思わず唸った。
銃不要論を貫いた帝国の英雄アーデルヘルムが、自分の判断ミスで百万の将兵と帝国の命運を失い、泉に身を投げる——この前半だけで既に重厚な歴史小説の風格がある。
そして後半。転生した俺が目を覚ますと、敗戦前の帝国に女性の平民として生まれ直していた。そこで壇上に立つのはまさに「倒すべき」往年の自分、アーデルヘルムだ。ここで「銃器の論文への修正を」と即答するエルマの頭の回転の速さと、指摘した閣下(=かつての自分)が「あまりに高く見積もり過ぎ」と諌める皮肉——自分が信じた誇りを自らの手で否定しに行くという構図が唯一無二だ。
「命より大事なその誇り…続きを読む




