夜のシュメール　～　夜の国の王子は夜鶯を熱愛する　～

実にしっとりと美しく、幻想的な気分にさせてくれます。
「昼が存在しない常夜の国」と聞くとダークで危険、恐ろしいといったイメージなのですが、この作品からは月や星々が光り輝き、優しく程よい明りを提供してくれているのが感じられます。
そこに少年と少女が出会うとなれば、ロマンティックにならないわけがありませんね。
実にきらびやかな「夜」、堪能してみませんか。

夜の国の王子であり若き美貌の少年シュメール
美しき翼を持つ、神秘な精霊の少女ペールネール

彩る夜の花に見守られて出会う少年少女
神秘的な世界に踊る光と影のノクターン

二人の想いを育む幻想あふれる世界の祝福に
頼もしく愉快な騎士に仲間たちとの深まる絆

国が滅ぶとき二人の熱い想いが儚くも燃え上がる

亡国の再興を願う人々の切なる想いを胸に秘めて
手に手をとって、冒険の旅へとその身を踊らせる

キュートで可愛い守ってあげたい系♡美少年と
かよわくも芯の強いプリティ♡天使な美少女の
きゅんきゅんドキドキでラブラブな二人の物語

死闘も冒険も二人の愛に萌える幻想ファンタジー
夜と昼が織り成す亡国…続きを読む

応援コメントでも書いたのですが、とにかく海外のファンタジー文学を読んでいるような、不思議で幻想的な気分になります。

精霊、魔法のこもった宝石、魔の者……などなど、ファンタジー好きにはたまらないものがたくさん出てきます。特に独創的だけど神秘的な世界観の描写は秀逸です。

王国を襲う危機。それに立ち向かう主人公と、彼を取り巻く人々。そしてペールネールちゃんとの恋路がたまりません（笑）　２人の恋模様が初々しくて、ものすごく応援したくなります！

別ページに作られたイラストもとても綺麗で、お話にさらなる彩りを添えています。ペールネールちゃんがとても可愛い（何回目）

私は、ないです（笑）。
でも、この物語を読んだら、エメラルドでもサファイアでも食べてしまいたくなる、食べられるような気がしてくる、そんな不思議なファンタジーです。
今まで読んだことのない世界観で、とても新鮮でした。
言葉一つ一つが丁寧に考えて選択されて書かれていて、とても心地良いです。
登場キャラクター一人一人に命が吹き込まれていて、魅力的で、胸の熱くなるシーンもありました。
物語は、まだこれから続きます。
二人の恋と未来を応援させて頂きます♬
❀(*´▽`*)❀

舞台は夜の国。
決して日が昇ることのない国ですが、決して暗くはありません。
月明りと星々が照らし出す、美しく平和な国でした。

しかし冒頭のプロローグで夜の国の王城は陥落してしまいます。
一体何が起こったのか？
20話付近で次第に明かされる事件の真相。
でも20話までに読者は魅力的な登場人物たちの虜になっていることでしょう。

それだけでなく読者は、主人公の目的――
すなわち昼の国へ向けてヒロインと共に旅立つこと、をも知ることになります。

亡国の王子となってしまった少年と、彼と共に歩むことを決めた精霊の少女の物語が幕を開けます。
美しい絵本の挿絵のようにきらめくファンタジックな世界観が魅力…続きを読む