ダンジョンのひりつく命のやり取りと、未知の空間を探索する魅力にすっかり虜になった鈴鹿が探索者として今を全力で楽しむのが読んでて気持ちいい。
戦闘描写が圧倒的で、モンスターとの命を削りあう死闘がめっちゃ面白い!
ステータスとスキルが死闘を経てどんどん成長していくのもすごいワクワクした。
他にもダンジョンに出てくるモンスターが酩酊羊、茶釜狸、舎弟狐etc…でちょっとテンプレから外れてるのが新鮮で面白いし、ダンジョンの影響で変化した世界観もよく練られてて面白かった。
インフレしてきても面白さが落ちないし、文句なしの神作品
これぞ求めていた作品です。内容はもちろん、とにかく作者の想い、熱量が凄まじい。細部まで作り込まれた設定、キャラのぶっ飛び具合。AIには到底書けないであろう感情の深度。キャラが勝手に動く系の作品だと感じました。なのに150万文字も進んでいるのに破綻せず、偏り過ぎない。シリアスとコミカルのバランスの良さ。そこに作者の技量の高さと作品への想いをひしひしと感じるので、噛みしめながら読ませて頂きました。数日で読破する程にのめり込み、夢の中でも読んでました。プロットが王道なので安心感もあるが驚く展開もある。先が読めそうで読めない時もある。正義と悪、色んな矛盾が絶妙に両立している。そんな風に思いました。難解な表現や文学的な表現は用いていない為、読解コストが掛からない点も素晴らしいです。
この作品最大の魅力は、タイトルにもある「狂鬼」としての主人公・鈴鹿のキャラクター性。一般的な「正義の味方」や「優等生な主人公」とは一線を画しており、ダンジョンという異常な環境に適応しすぎた結果、どこか壊れていく(あるいは本性が開花していく)様が非常に丁寧に、かつ爽快に描かれています。
敵や悪意を持って接してくる相手に対して、一切の容赦がない展開が特徴です。「自分にとっての最善」や「納得感」を優先して突き進む主人公の姿は、強いカタルシスを感じます。生ぬるい展開を好まない、ハードな描写を求める読者には特におすすめできるポイントです。
正義感とか、王道成り上がり系主人公を求めてる人にはオススメしない。
どんな展開、戦い、主人公の行動や言動、主人公の全てを
狂鬼だからって思って読んでおもしろいと思ったなら、
この作品は、あなたにとっての名作になると思う。
【注意】
主人公に一般常識と正義感は期待しない方が良い。
行き当たりばったりで思いつきのまま、その時の自分が納得できる、
自分にとっての最善(他人に対しても善意には善意、悪意には悪意)を突き進む系主人公なので。
狂った鬼に人の常識や展開を求めてはいけない。
【アドバイス】
読むのを無理だと思ったら、あなたの心の為に我慢しない方が良いと思うので今は読むのを止めましょう。
お気持ちコメントは、この作品は読者も(私含めて作者に踊らさらてる感じで)おもしろいので常識と良識の範囲内のコメントを個人的に希望。
とりあえず読み進めるって思ったら、
胸糞展開だと思っても一つの章終わりまで、読み進めて今後も読むのか、どうするか決める事をオススメします。
読むの無理な気がするけど、先が気になる人には、この合言葉を差し上げます。
「狂鬼だから(有りだな)」って思って読み進めてみてください。
越えた先に、なんかハマる瞬間が来たなら、あなたも立派な狂鬼信者です。
新しい狂鬼信者を我々は歓迎します。
一緒に狂鬼に魅入られましょう。(笑)