日常のほんのひとコマを淡々と彼女が語っていきます。妹とビジネスホテルに泊まり、名物の朝食を食べる。本当にそれだけのお話なのですが、ところどころに生まれる「ん?」という気持ちが次第に大きくなっていく、あるいは決定的な違和感になる・・・読んでアハ体験をするような小説作品という印象を受けました。スッと「ん?」が「あ・・・」に変わる瞬間を体験したい方におすすめしたいです。
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