1960年代のロンドンが舞台。なんと主人公は元詐欺師?

ミステリーのお膝元と言うべき、ロンドンも舞台にした正当派のミステリーなのですが、主人公はなんと元詐欺師!
軽快な会話とともに、上品なジョークを交えながら、コメディタッチで事件を解決していきます。
飯テロ要素もありまして、読んでいる途中にフィッシュポテトやレモネード、ペリエと美味しそうなものが次々に登場。そしてこれらのアイテムが物語の小道具や仕掛けとしてきれいに機能しています。とにかく作品の雰囲気がオシャレで上品。読みやすく面白いので、皆さんぜひ読んでみてください!

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