異世界なのに、どこか等身大の転生物語
- ★★★ Excellent!!!
元社畜だった主人公。ある日過労がたたって突然倒れてしまい、目が覚めると赤ん坊に戻っていて……しかもそこは知らない世界で……。
と、導入はよくある異世界転生ものでしたが、その先はよく練られた世界観にぐいぐいと引っ張られ、あっという間に物語にのめり込んでしまいました。
ラキウスの語り口調がどこまでも身近で、異世界の貴族物という馴染みのない世界観でも違和感なく没入することができます。
異世界ファンタジー好きな人ならぜひ、物語の一端でもいいから触れてみて欲しい作品です。