概要
今日、稀有な体験をさせていただきました。
そう、あの『伝説のねぎ畑』を!
《農業エッセイ 全3話+あとがき 4500字》
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!なんと自分の人生が演劇化! これは出版レベルの嬉しい出来事では?
都会でのお仕事を脱サラして白ネギ農家になった、夢神蒼茫さんの、ネギ4部作の一つです。メインとなるエッセイ「40歳 白ネギ農家です。」の続編にあたる作品です。
ですが、一読してびっくり。夢神さんは、食育に力を入れており(将来ネギの消費者にもなってくれるため)、あちこちの小学校で講演をされているそうなのですが、あるとき、「夢神さんの講演に合わせて、夢神さんを題材にした演劇を披露します!」というお話が舞い込みます。もう、完全に地元の名士というか偉人扱いですw
また、この演劇、誰が脚本したのかわかりませんが、面白い!
「代々白ねぎ作りに勤しむ豪農『名月一文字家』。現当主がそろそろ跡取りを決…続きを読む - ★★★ Excellent!!!白ねぎは県民の宝ッッ!! こどもたちは未来の宝ッッッ!!!
ひょんなことから作者様のプロフィールページに迷い込み、「本職は白ねぎ農家、やってます!」にノックアウトされ、よくよく見れば白ねぎエッセイがたくさんあるじゃないか!! と適当に面白そうなのを選んで読み始めたところ。
あまりの面白さに激しくツボりました。
小学生の子供たちが作り上げる諸々に籠められた、想像力や創造力や作者様へのリスペクト。
子供たちが見せる素晴らしい輝きに、彼ら彼女らが大人になった時のことを思わずにはいられません。
この輝きを持ったまま、大人になってほしいと切に願います。
同じ県民として(白ねぎの産地ということから考えて、おそらく作者様は私とは反対側在住ですが)誇らしく思いま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!『伝説のねぎ畑』を絵本に!
短い話なのですぐに読める。
脱サラして白ねぎ農家になっていた著者が、農業のかたわら地元の小学生に農業体験指導を行っていたところ、小学生から想わぬかたちでサプライズが返ってくる。
畠で彼らに教えていた内容が、一本のぶっとんだ舞台劇となって戻ってきたのだ。『伝説のねぎ畑』とは、その演劇のタイトル。
小学校の講堂に招かれた著者、縦笛の音色に数十年前の学童だった時代を想い出して、しみじみしている場合ではなかった。
想像の斜め上をいくナニかが、舞台の上で始まるではないか。
確か、教えていたのは白ねぎの育成や、掘り方、農具の説明だったはずだ。
豪農『名月一文字家』とは、一体なに!?…続きを読む